風来のリヨナ

Space Sharksの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

Space Sharks(2024年製作の映画)
1.5
エリア66、🤮映画の産地

地球に帰還中の宇宙船。地球のベースキャンプが観測したのは、隕石の軌道の変化と、それが真っ直ぐ宇宙船に向かっていること。敢え無く墜落した彼らだが、この墜落の際に謎の生物も一緒に地球にやって来た様子。

ちょうどその墜落現場近辺を散策中だった麻薬中毒者セラピーキャンプ一行は、燃え盛る円盤と唯一の生存者ノーラさんを発見。ステルス能力を持つサメに犠牲が出始める中、ノーラ主導で下山を目指すが…みたいな。



これがシャークベイダーなんだ…そしてあの本物の🤮カス『サメデター』の監督。犠牲にせよ、ポイントを。

(このまま一生宇宙の星たちを眺めるのか?)と感じてきたくらい(冒頭約8分経過後)にやっと始まるのですが、この分なら星見せてくれてた方が良かった。ちなみにEDも超スローで約8分ある感じのパターン。狂いそう。

まず(うわやべ)と思わせるのは、『ビッグフットvsメガロドン』を思い出させるカスのような3D船内風景。幸い、本当にここだけなので無駄なホラー要素。相も変わらず、台詞すらない無意味過ぎる風景と移動とを乱打するスタイルで、喋ったとこで意味が分からない。

主役かな?って尺を取るのに普通にモブ死するのが多くて誰が主軸か分からないですし、残り20分切ってても平気でこの風景流しと長大尺モブ死やるんですよ。狂いそう。

この逆さ吊りされた3D死体は笑わないの無理だと思う。別人の死体だろこれ、ミステリー小説かな?人の死体じゃないまである。狂いそう。

肝心のサメくんはツルッツルした二足歩行型の痩せぎすで、ステルス能力を使って不意に現れては手刀で首を撥ねたり、胸を貫いたりしてくる武闘派・シャーク。

まぁ…サメくんはいいかな…。『サメデター』の域では無いことだけが救いだと思います。狂いそう。

個人的に気に入ったのは、56分30秒付近で一人暮らしと思われる老人宅の部屋内に普通にスタッフっぽいおじさん映ってるとこです。
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