ただの恋愛ものではなく、タイムスリップという変わったSF要素もあったが上手く合わさって面白かった。しかも死んだ夫と不仲で離婚予定だったという設定がまた上手い。恋と結婚の違いについて坂元裕二の不思議な台詞回しを通して考えさせられた。
特に印象的だったのは最後の松たか子の表情。とにかく良かった。餃子も冒頭とラストでは印象が違う。今度は失敗せずに焼けたことだろう。
この映画におけるタイムスリップは過去を変えても未来は変わらぬ「エンドゲーム」方式ではなく、過去を変えたら未来も変わる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」方式らしい。