ツナ男さんの映画レビュー・感想・評価

ツナ男

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がんばれ!!タブチくん!!(1979年製作の映画)

3.0

当時のパ・リーグの名選手が特徴を捉えながらもかわいくデフォルメされていて面白かった。

セ・リーグとパ・リーグの人気の差のギャグが多かったが、現代の野球界では考えられないと思った。

タブチくんはここ
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.7

この頃の松田優作は遊戯シリーズなどのハードボイルドから落ち着いた雰囲気に変化して、また違った魅力が溢れていた。

長回しの演出が頻繁に見られて映画によりリアリティを与えていた。終盤の優作と薬師丸ひろ子
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男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.2

今作の寅さんは割とヒロインに対して恋心と親心が半分ずつという感じがした。

ヒロインの榊原るみは寅さんのことを慕っているのは明らかだが、恋心があるのかは微妙なところ。

寅さんの独占欲が強くて思い込み
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

36年の時を経た続編は実に見事で満足した。
教官となったマーヴェリックの苦悩や若いパイロットとの衝突など紆余曲折あった上でのハッピーエンドは胸熱だった。

ハングマンのキャラクターや味方を見捨てる戦法
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正体(2024年製作の映画)

4.1

全編通して姿を変えて逃げていく横浜流星の視点と彼を信じる人々の視点、そして山田孝之の警察側の視点の3つから描くという面白さに2時間があっという間に感じた。

スマートフォンでのライブ配信やインスタのス
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本心(2024年製作の映画)

3.5

近未来のような雰囲気はPLAN75に似ていた。
冒頭の10分ぐらいで2年が経過するという急展開に驚いた。そしてVFの母と主人公の物語がメインかと思っていたが、割と主人公と周りの人達がメインだった。
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

教官との恋と仲間たち、パートナーの死、マーベリックの挫折と成長、派手なアクションシーンがストーリーに上手く盛り込まれていて非常に面白かった。少し雑なところもあったがそこまで気にならなかった。

まさに
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五人の斥候兵(1938年製作の映画)

2.2

兵士たちの闘いだけでなく日常も繊細に描いていたことが印象的だった。
また主人公を作らず、全体にスポットを当てていたところも良かった。

ストーリーは当たり前というか予定調和で面白みがない。スーッと終わ
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

4.0

本作にて寅さんのキャラクターやシリーズの基盤が完全に出来上がったと感じた。

ヒロインの若尾文子は寅さんに対して好きという感情こそないものの、自分のスタイルを確立して堂々と立ち振る舞う寅さんの姿勢に少
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.5

今回の寅さんはテキ屋稼業から足を洗い、真面目に働くという異色作。

ストーリーはまさに「人情喜劇」といえる。ベースはコメディでありながら、所々に切ないシリアスを散りばめてある。このバランスが良い。徐々
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東京流れ者(1966年製作の映画)

3.9

やくざが地方の抗争に巻き込まれ、親分に裏切られるストーリーは北野監督の「ソナチネ」を彷彿とさせる。
やくざ映画にミュージカル要素が妙にマッチしていて、違和感なく楽しめた。

鈴木清順監督特有のこの色彩
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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.3

他の寅さんシリーズの作品よりもストーリーが残酷であり、少し寅さんが可哀想に思えた。まだ寅さんのキャラクターがブレている。

ヒロインの栗原小巻は寅さんに思わせぶりな態度すら見せず、完全に寅さんの片想い
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トラップ(2024年製作の映画)

4.0

コンサートのライトが当たって真っ赤に照らされた主人公の顔が画面いっぱいに映っていたカットが凄く良かった。あの表情いいね。

歌手がトイレに追い詰められて情報をバラすシーンでは、インスタライブっぽいやつ
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成功争ひ(生活法)(1914年製作の映画)

2.5

チャップリンのスタイルはまだ固まってはいないものの、歩き方はチャップリンそのもの。

階段落ちのシーンや車を追いかけるシーンなど派手なアクションも見られたが、110年前の映画なので少し物足りなかった。

アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

3.8

私の好きなハロルド・ライミス監督で気になっていた作品。やはりこの監督のコメディはいい。

精神的に参って医者に「見捨てないで〜」と泣きつくところがとてもマフィアのボスとは思えなくて面白かった。
すぐに
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エレファント(2003年製作の映画)

3.5

同じシーンを違う人物の視点から描く演出は他の映画では観たことがなく、面白い演出だと感じた。

恋におちて(1984年製作の映画)

3.3

冒頭の知り合う前の2人がすれ違っているところがこの映画のつかみとして面白かった。

そこから偶然が重なって不倫に繋がるが、そこまでドロドロしていなかった様な感じがした。

不倫がテーマの映画はどれだけ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

イーストウッドが男の本当の強さを自身の老いを用いて表現していた作品。偽りの強さを表現する少年との対比でそれがより強調されていた。

また、イーストウッドと少年の孤独という共通点から2人が絆を深めて家族
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.4

活弁士を演じた成田凌や高良健吾は相当練習を重ねたと思われる。私もこの映画で活弁を指導されている片岡一郎さんの活弁を観たことがあるが、まるで本職のように見事に演じていた。

活弁士にスポットを当てた映画
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おとうと(1960年製作の映画)

4.1

岸惠子演じる姉と川口浩演じる弟の姉弟愛がよく表現されていて良かった。2人のぶつかり合いや掛け合いが多かったからそう感じたのかもしれない。

この映画独特の淡い色彩もストーリーとマッチしていて面白かった
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

爆撃シーンの音が凄かった。
海の中の音の表現も迫力があって良かった。

虹をつかむ男(1996年製作の映画)

4.3

山田洋次監督の映画に対する愛情が爆発している作品。映画館「オデオン座」を舞台に映画に魅せられる人々を描いていて面白かった。

特に柄本明演じる町役場の課長が良かった。最初は映画は単なる娯楽と言っていた
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

スラっとしたイーストウッドの銃を構えるバストショットが様になっていて非常にかっこよかった。

しつこく足で犯人を追っていくところが北野監督の「その男、凶暴につき」を彷彿とさせて面白かった。靴の音もまた
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落第はしたけれど(1930年製作の映画)

3.3

卒業できなかった男の苦しみと卒業しても就職に苦労する仲間たちをコミカルに描いた作品。

カメラが横に大きく移動するシーンが多く、後年の小津映画ではまず見られない演出が面白かった。

ストーリーは何も解
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.6

これが実話とは凄い。
諦めない精神に思わず涙が出ましたよ。

裸の島(1960年製作の映画)

3.5

台詞を徹底的に排除したドキュメンタリーのような映画になっていた。

海や桶の水の音が心地よかったが、島の家族の日常を繰り返し描くのでどうしても眠くなってしまった。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.1

育ちの違いからくる夫婦のすれ違いを繊細にそしてコミカルに描いた作品。
非常にテンポが良く、会話もリズミカルでしっかり物語にのめり込むことができた。

小津映画にしてはかなりカメラが動いていた。和室での
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.2

映画が始まってすぐに画面いっぱいのひまわりに目が釘付けになる。

なんとまあカメラが動く動く。
トラックを回り込んで撮影したり、人物の会話もカットを割ることなく長回しでクローズアップを駆使して撮影され
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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.8

野本の部屋にロイドのポスターが貼ってあったり、作風も「ロイドの用心無用」の影響が感じられた。

特に台詞がおしゃれ。サンデー毎日を指差しながら「俺は毎日が日曜なんだ...」と告白するシーンなど非常に良
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

2.7

登場人物のほぼ全員が頭悪いなぁと感じた。

全編通してもやもやしていて突然くる恐怖にびっくりする感覚で、「cloud」というタイトルがよく合っていると思った。

荒川良々が覆面男に言っていた「人に意見
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

このストーリーにミュージカル要素を盛り込むなんて凄いね。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.2

長屋の完成されたコミュニティにこの子供が加わることで、どうストーリーが展開していくのか楽しみながら観れた。

子供の肩を動かすクセが移ったり、2人の仲を犬のしっぽで表したり小津特有のユーモアを見せなが
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グロリア(1980年製作の映画)

3.1

グロリアは非常にかっこいい女性。
ストーリーはまあまあ良かったが、少年がうるさくてイライラした。

極北の怪異/極北のナヌーク(1922年製作の映画)

2.6

やらせらしい。
でも狩りのシーンはリアリティがあったし、ナヌーク一家の表情をアップで撮ったところなんか良かった。