この作品のタイトルを「ファーストキス」にする坂元裕二さん、やっぱりすごい。観終わったあと、結婚したくなったような、でも結婚したくなくなったような、不思議な感情。好きな人と観に行けたらより◎
「人生に後悔はつきもの」というテーマを強く感じていて世の中のうまくいっている夫婦やカップル、これらに当てはまらない人も含め、誰しも過去の後悔を受け止め、乗り越えて、それを糧にして未来を変えていっているんだろうなと改めて思った。初めてのことは、どうしても上手くいかない、そんな当たり前のことが、Istなんかなって。人生は一度きりだからこそ未来は自分の行動によって変えられる。
松さんの、日常を生きる役のリアリティが改めて好きだと感じたし、ほんまに可愛い。松村北斗が最後に靴下を見つめる眼差しで、涙が出た。オーラというか、役を超えた2人の空気感が相性よすぎるな。上手くいってる間の15年間をもっと見たかったよ。
タイムトラベル系の作品は、細かく考えるよりも、感じたまま受け取るほうが、自分の中で綺麗にまとまる気がする。でも考える隙もできないくらいのラスト。代引きでなくなった3年待ちの愛の籠った餃子美味しく食べれてるといいな🥟
そして、台詞、光の使い方、ロケーション、ほんとうに何から何まで素晴らしかった。大好き。
🎞️-7
