その地域であったことを誇張し過ぎず、淡々と描く感じ好き。役者さんが知らない人ばかりで集中して見れた。(自分が知らないだけかもだけど
神でさえも捨てられてしまった山なんて縁起が悪過ぎて昼間でも入りたく無い。何でもかんでも捨ててたのは昔の話しかと思えば、現代でも骨壷が捨てられてたりと、奇妙な場所。
旅館の息子のおばあちゃんのように、何かを願って捨てることもできたり、失踪した山岳部のように迷い込んで神隠しに合うパターンもあったりと発動条件はやや謎。何かを捨てたら無事に帰って来れるのかなとも思う。ケイタは弟への未練?女性記者も何かしらの未練?(元々何かにつけられており、掴まれたのが男の腕だったので過去の恋愛か親関係とか..?)、司は何も捨てるものが無かったのかなと。にしても、司はいい奴だと思ってたからちょっと悲しかった。
回想シーンに繋げるでもなく、喋りだけで絵が浮かぶようなおばあちゃんのエピソードや、母親が実は亡くなっていたこと、ビデオテープの不気味さなど、ジワリと刺さるような怖さがよかった。
山の途中で会ったおじいちゃんは何言ってたかな〜、、思い出せん。