ジョン

プリティ・ベビーのジョンのレビュー・感想・評価

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)
3.7
ルイ・マルの作品良いなーと思って最近集中的に観てるけど、これはイマイチやったかな...。売春宿が舞台で、その主人公が当時10代前半のブルック・シールズだったからかもしれない。いや、単に面白くなかったか。

ヴァイオレットの初めての日の、まるでケーキだとか商品のように大広間に運ばれてくる感じ、そのヴァイオレットに対する客人たちの食い入るような視線、そしてヴァイオレットを必死に競る光景、全てが不快。売春宿に生まれてきた宿命なのかもしれないが、僕のいる世界では断然アウトなのでやはり不快。
ラストも難しい。ヴァイオレットの選択を尊重したい部分もあるし、正しい教育を受けてほしい部分もある。何にせよ、振り回されてる感があって可哀そう。
ジョン

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