大学生の女の子の体に凄腕の殺し屋の霊が取り憑いちゃうお話。
「ベイビーわるきゅーれ」のアクション監督だった人が今作の監督を務めていると言う事でアクションシーンのクオリティはいうことなし!
特に終盤の殺し屋同士のタイマン。アクションのスピード感が尋常ではなく、それがかなり長い時間を使って展開される。それぞれの手数が早いし多いので見てる側もついて行くのに必死。
また、「幽霊」というギミックを活かしたシーンもあって細かい描き方も良い。
主人公演じる高石あかりは「素の状態」と「殺し屋の精神が入り込んだ状態」の1人二役、しかもそれぞれの状態がシームレスで入れ替わり立ち替わりするというかなり難しそうな役どころ。そしてその難しい役柄を難なくこなしてる。流石朝ドラ主演女優。
脚本は「ベビわる」シリーズ監督の阪元裕吾。キャラクター同士のやり取りは「ベビわる」テイストを感じられるようなユーモラスな部分を随所に感じる。