ヨーテボリ映画祭にて。

ここ数日で息子が極右になったor息子がIS員になった話を父目線で描く映画を見たが、今度はカルト集団に入ってしまった娘を持つ母目線の映画。

上記2作と少し違い、この映画は娘がカルト集団から逃げた後の話で、カルトが犯した恐ろしい犯罪行為とその捜査を描くスリラー要素もあるが、トラウマが本人と周囲にどう影響するかを見ていくドラマの印象。

娘の恋人がカルトのリーダーだったら、その犯罪行為に娘が加担していたら、考えただけで恐ろしい。
捜査の過程で徐々に真相を臭わせるが、母親目線なので真実を知りたい知らなければいけない気持ちと信じたくない気持ちがミックスされてる状況、娘のタミは真実を隠そうとするため、ずっとキリキリモヤモヤしたまま話が続く。
ある意味キリキリモヤモヤ追体験映画なのかもしれない(？)

カルトがどんな恐ろしいことをしたのかもはっきりは描かれず、娘の関与もいくら捜査側から聞こえることとはいえすべて伝聞なので、具体的なことも裁判シーンぐらいでしか語られない。

信じたくないけど結果的に突きつけられてしまう、そしてその時どうするのか、いろいろ考えてしまう話だった。

タイトルがそのものズバリすぎる。

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• #カルト集団に関する映画_みむさん