コーエン兄弟は、誘拐の話好きなのかな…?と思いながら見ました。
最初に出てきたクレジットを読んだ時「本当に実際の事件なのかな…?」と思い、調べたらやっぱり単なる演出で、あの字幕自体が嘘なんですね。ポール・バニヤンのことも知らなかったので調べたら、ほら話の代名詞みたいな存在らしく、この映画自体がフィクションであるということの暗喩だったんだなと分かりました。
こんな感じで、あの映画の舞台であるミネソタに関する知識がないと読み解けない映画という気配もあり、つまらなくはないけど特段面白いとも思わずに終わってしまいました。
最後に切手の話をしているくだりにはめちゃくちゃ共感してしまいました。分かる、2円切手最近使う。