主人公の彩花は色盲の高校3年生。彼女から見える世界はすべて白黒だが、将来は亡くなった母と同じく写真の道に進みたいと考えている。あえて困難な道を進もうとする娘の進路に反対する父。父は彩花に、期日までに自分を納得させられるような写真を撮るよう課題を与える。どんな写真を撮ればよいのか悩む彩花は、ギャラリーで母が撮った花火の写真を見る。そこで彩花は色鮮やかなカラー写真だと信じ込んでいたその写真が白黒だと知る。その瞬間から、彩花の見える世界の色が変化し始める…。
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