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フィメールのlemmonのレビュー・感想・評価

フィメール(1933年製作の映画)
4.0
20年くらい前からだろうか。日本も逆セクハラ("逆"って何やねん)を普通にドラマやらに取り込まれるようになったと記憶するが、本作は100年近く前😳。

父親が成功させた自動車会社。
父亡き後、引き継いだ娘は敏腕社長に。
仕事一筋だが、お気に入りの男性社員を見つけては、夜な夜な家に招いていた。

セクハラ社長。

と、単純にお下劣な作品というわけでもなく、男だの女だの関係なく、仕事?私生活?どっちが大切?ってのは誰にでもある。仕事が生き甲斐にできる人にとっては気にならないのかなあ🤔。自分は私生活あっての仕事だから、仕事中心になるときつい、、、。仕事は時間内は真面目にやるけど、時間外で頑張っている人たちを否定しないが、やんわりアピールやら押し付けてこられると、その本人もそれを評価する人たちも相手にすると面倒臭い時がある。

映画に話を戻して🙇、
ルースチャタートン、素晴らしき卑猥な目線。これを男に置き換えると完全にアウトな気がする。彼女が男たちを食うためのマイホームのアイテム達がまた笑えるし、、、いや笑えないか😅。

作品を通して、いろいろと考えさせられた。作品が良かったというよりも、こんな作品がずっと昔に作られていたことへの驚きと、何ら変わっていない♂♀の問題に愕然とする。
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