トキメキ映画館

敵のトキメキ映画館のレビュー・感想・評価

(2025年製作の映画)
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白黒で序盤はとくに淡々としてますが、
現代的且つ古典的でかなり萌えました。

我々の敵とは何か、人生の最期に訪れる本当の敵は"死"と"恐怖"なのかもしれません。

『来るべきXデーに向けてあと何年もつか』
なんて、"死"について冷静に考えていた主人公も実際は"敵"に怯えていて、あまりにも人間すぎて何よりホラー映画だなとおもいました。

個人的には主人公は"死"を恐れて、自死はしなかったんじゃないかな、と思いました…。

話は変わりますが、今作はモノクロなのにまさかの飯テロ映画でもありました。
丁寧な暮らしをしている人間の、冷麺、そうめん、ハムエッグ、お茶漬け…全部美味そうだった。

とくに焼き鳥、家での晩酌ってあそこまでハイレベルなものになるんですね。あの機械欲しい。

2025年7本目

p.s.案の定怖い夢見ました。