白黒で序盤はとくに淡々としてますが、
現代的且つ古典的でかなり萌えました。
我々の敵とは何か、人生の最期に訪れる本当の敵は"死"と"恐怖"なのかもしれません。
『来るべきXデーに向けてあと何年もつか』
なんて、"死"について冷静に考えていた主人公も実際は"敵"に怯えていて、あまりにも人間すぎて何よりホラー映画だなとおもいました。
個人的には主人公は"死"を恐れて、自死はしなかったんじゃないかな、と思いました…。
話は変わりますが、今作はモノクロなのにまさかの飯テロ映画でもありました。
丁寧な暮らしをしている人間の、冷麺、そうめん、ハムエッグ、お茶漬け…全部美味そうだった。
とくに焼き鳥、家での晩酌ってあそこまでハイレベルなものになるんですね。あの機械欲しい。
2025年7本目
p.s.案の定怖い夢見ました。