敵の作品情報・感想・評価・動画配信

『敵』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます
吉田大八
筒井康隆

敵=アルツハイマー病
なかなかの見応え感で良いね
3.9

途中から思ってたんと違う展開になって困惑してたら原作でお察し
河合優実もっと見せてくれ!!!
長塚京三の枯れ具合すごく良いんだが、パニック展開になるとエガちゃんに見えてきて困った
犬の名前ウケた
バ…

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3.3
どこまでが現実でどこからが虚構なのか、淡々と丁寧な暮らしをつづける老人に迫り寄る不穏な気配…。どこまで正しい生活を心掛けても結局“敵”はやってきてしまうのか、あまりに哀れで虚しくて恐ろしい。

U-NEXTレンタルにて。長塚京三さん。全編モノクロの丁寧な暮らし。からの、敵。最後は過去と現実?が入り乱れていた。色々わからなかった事もあるけど、「敵は自己の中にあり」という解釈で合っているのだろ…

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敵とは、自らが否定するものを根底的には肯定してしまっている不安定な「自己」である。 

めーちゃくちゃ面白かった。日常と非日常を意図を持って対比させて見せている部分があり、言語外で仄めかす力、映像と…

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原作も予告も未見。全編モノクロの作り、そして序盤の少しドキュメンタリータッチで一人の元大学教授の男性の日常を淡々と映す作りから、人生の最期に向けてのカウントダウンを穏やかに生きる、一人の高齢者の姿を…

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3.5

元大学教授の独居老人の慎ましく丁寧な暮らしに徐々に忍び寄る狂気。

コントラストの強いモノクロのルックに長塚京三が映える。
徐々に現実と想像が入り混じり、足元が覚束なくなるような感覚は筒井康隆作品の…

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4.2

預貯金が何年もつか計算し、収入に見合わない長生きを潔しとしない
設定はモームの短編『ロータスイーター』を思い出す。
それにしても、『異邦人』や『赤と黒』を挫折するのに
『失われた時を求めて』に出てく…

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red
3.0

長塚京三が凄いの一言。

妻に先立たれ日本家屋に独りで暮らす元フランス文学教授。自炊も掃除洗濯もこなす丁寧な暮らしぶりで、昔の教え子とも交流がある、ある意味慎ましくも平穏な日々だったのでは。
細々と…

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4.0

フランス演劇史を専門とした、もと大学教授の渡辺は、妻に先立たれ、わずかな収入で1人で暮らしている。遺言状も書き、自分の葬式代も貯めてはいるが、それ以外の貯蓄が尽きる時を自らのXデーとしている。節約す…

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