敵の作品情報・感想・評価・動画配信

『敵』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

肉体的な死と、精神的な死。二度訪れる死の狭間に現れる、人生最大の敵の影。


長いようで短い生涯で、充実した隠居生活を送っている渡辺。粗探しをしようとしなければ、人生で得られるほとんどのものを手にし…

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TS
3.3

短文感想 73点
全編モノクロ。引退したフランス文学の教授が、亡き妻のあとの屋敷で一人淡々と過ごす描写を描いた映画。飯も自分で作り、洗濯も掃除もして不自由なさそうな生活なのですが、どことなく全編不穏…

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MasaF
3.5

筒井康隆の原作小説は未読ですが、本作は、終盤の春のパート以外、小説の世界観を忠実に映像化した作品に仕上がっているようです。長塚京三演じる古びた日本家屋で一人暮らしをする77歳の元大学教授・渡辺儀助が…

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ayu
4.1

#今日面白かった映画
#敵

ヴィム・ベンダース監督の傑作「Perfect Days」を彷彿とさせる、長塚京三さん演じる渡辺の、リタイア後のルーチンワークに共感しきり。人のこだわりって面白いです。

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全編モノクロであり、現実と妄想の境界線が曖昧なので不思議な映画体験でした。「敵」とは一体なんなのか。解答自体は作品内で明確には示されずとも、鑑賞後に深く洞察してしまう余韻が残る。最後の主人公の錯乱シ…

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TO
4.5

【いい匂いしますね…石鹸の】
【残高に見合わない長生きは悲惨だから】

鳥というより裏窓だね 下衆に共感する 君はフランス文学で何を学んだんだ 誰だって年とれば臭くなるんだよ お騒がせしました なん…

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難解だけど、心は動かされる
忘れた頃に思い出しそう

かなり現代的なテーマだと感じた
20年以上前に書かれた原作も読んでみたい
このレビューはネタバレを含みます

病人28号

 俺の、文章、対人スキル、文学論、人のおちょくり方などなど、思春期に多大なる影響を与えた筒井康隆・神の映画を車で4時間かけて見に行った大傑作邦画!!



 俺が、だい、だい、大好きな…

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HIRO
3.8

これは1度では理解し難いけど何とも味のある映画。没入感あったなー

主人公・渡辺儀助のモーニングルーティンを楽しんでみていたら、『敵』という存在によってその儀助の丁寧な生活が一変していく・・

どこ…

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元大学教授のPCに「敵が来る」と書かれた一通のメールが届き、忍び寄る悪夢に翻弄されていく。夢と現実が入り乱れるという感覚では、ある種のデヴィッド・リンチ的なエッセンスが感じられる。特に終盤の銃撃戦は…

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