"残高に見合わない生き方は悲惨だから"
大学教授をリタイアした儀助は古い日本家屋でひとり慎ましく暮らしている。77歳の彼は毎朝決まったルーティーンで生活をしている。妻に先立たれ、独り身であるが、友…
一見成功裡に大学の教授職を全うして悠々と最期の時に向けて平穏な日々過ごす様を描いてるのかなと最初思ったら全然違った。自分の良かれと思って過ごした日々が実は相手からすると独りよがりの人生と感じられる。…
>>続きを読むアート作品としての軽薄さはあるけど、キャラクター造形や、モノクロ作品としての映像演出は素晴らしくて、スクリーンに引き込まれた。特に長塚京三さんの演技は、内面的・外面的にもキャラとしての説得力が半端な…
>>続きを読む丁寧な暮らし…な、感じだけどなぁ。
でも、一番最初の朝ごはん、といで炊くのは、も少し時間かかるよな、と。
描きたかったのは、「妄執」かな。
もともと、あのような教え子達との交流は無かったのかも。
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敵とは一体なんなのか。
モノクロで描かれる世界観に引き込まれる作品だった。
現実なのか、夢なのか、はたまた妄想なのか。
その境目が分かりにくく観ていて一瞬置いていかれそうになる場面もあった。
人…
引退した仏文教授の日常が描かれる前半を観て「PERFECT DAYSみたいやな〜」と思っていたがあんなに気持ち悪い程スノッブでは無く、下世話な彼の妄想や欲望も描かれるので楽しい。
元教え子の瀧内公美…
おじさんの日常をただただ眺めているだけの映画ではなく、とても深いテーマで現実を突きつけられたような気がする。
元大学教授の渡辺儀助は、
妻に先立たれるも、
古い日本家屋でなかなかの丁寧な
暮らしを…
最後まで見て振り返ると、一体何が本当の出来事で、何が幻想だったのか。
大学教授というプライドを捨てきれずに、いわゆる丁寧な生活を続けようとする。ただ、ちょっとしたことでそれが崩れ去る。それが一体何だ…
筒井康隆原作の作品、と聞いてずっと観たかったんやわ。
「フランス文学研究の権威」という設定が絶妙。堅物やけど人望のありそうな長塚京三がハマってるなぁ。
「敵」とは何のことなのか…?いろいろと考え…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA