恐れと畏れ
2025年 吉田大八監督作品
僕の大学時代の恩師を思い出しました。亡くなる1年前くらい前だったと思います。舌癌の手術後で呂律の回りにくい声でおっしゃました。「俺はもう、あの世に片脚突…
すごい映画を観た👏前半は長塚京三の演じる主人公がとても魅力的でずっとその暮らしぶりを観ていたい気持ちになる。朝ごはんの焼き鮭やお茶漬け、網で焼いた焼き鳥、ミルで豆を挽いて飲むコーヒー、ラシーヌとサン…
>>続きを読む日常に潜む"敵"とは何か?
ジャンル不特定のエンタメな一本
『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』などの吉田大八作品、筒井康隆の同名の小説を映画化したもの
まるで鏡写しの如く、正体不明の"敵"…
多分認知症だったんだろうな、と(それにしては過激だが)思って観ていたが原作者の筒井康隆先生は「儀助は認知症ではない」と明言しているとか。
確かに一年間の出来事なので認知症としては経過が早過ぎて有り得…
端正な暮らしぶりを端正に写すリアリズムが、しだいに融解して夢と妄想、そして個人の記憶に留まらないものも含めた大きな過去に浸食されてゆく。「敵」を老いや死、孤独と取ることはもちろんできるだろうが、私に…
>>続きを読む
敵はゆっくり近づいてはこない。突然襲ってくる。
外から乱入してくる敵と、内から湧き上がる敵。淡々と生活する老人の静かなる暴力性。食事を摂るという日常の行為にすら何か暴力的なものを感じてしまう。コ…
UーNEXTで有料399円ですが、私は契約していて視聴できる金額がたくさんある状態でしたので、0円で観れました。でもちょっと「敵」て入れて検索しても一番最初には出てくれなくて、今私も敵に翻弄されてい…
>>続きを読むⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA