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キノ・ライカ 小さな町の映画館のAPOMのレビュー・感想・評価

3.9
アキ・カウリスマキ監督が地元フィンランドの田舎町カルッキラに、
映画館「キノ・ライカ」を仲間達と手作りで作り上げるまでのドキュメンタリー。

適度な緩さと、時折クスッとなるウィット、素敵な音楽とフィンランドの自然にゆるっと癒された。

仲間達や地元の住人達も次々と登場し、まるで現地で一緒におしゃべりしている様な雰囲気。

篠原敏武さんの「♪だけど涙なしで~別れられぬ」の歌も素敵だった。ご本人も登場してチェスしてた。

カリウスマキ監督作品のポスター&パンフのデザインをされている大島依提亜さんの現地訪問レポに、(https://www.houyhnhnm.jp/feature/929595/)
最新のスピーカーが何個もあって、音響が素晴らしかったとあり、
レトロな見かけに最新の音響という映画好きにはたまらない劇場だなぁと。いつか現地に行って映画見たいな。
大島さんが行った時は「グラディエーターII」がかかっていたそう。

もうひとつメモ
共同経営の作家ミカ・ラッティさんインタビュー
https://niewmedia.com/specials/kinolaika_edgsi_wrkiz/2/?loader=1
フィンランドの映画事情など興味深かった。
本作でも言及されていた「コンパートメントNo.6」のフィンランド国内ヒットについても。
「コンパートメントNo.6」劇場で見て面白かった記憶があるのでもう一度見たいな。

追記メモ
1/11~1/24ユーロスペースで
本作で取り上げられた「極北のナヌーク」「黄金時代」「ナイトオン・ザ・プラネット」「コンパートメントNo.6」の上映が!半券割りあり。

  
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