ネス湖の怪物、ネッシーは実在した!!(藤岡弘探検隊風)
潜水艦の救助と言う名目でネッシー捕獲に向かった一向。そのとき救助隊の前に現れたものとは?なお話。
「モンスターネード」の監督タイラー・ジェームズによるネッシー映画です。
わざわざU-NEXTでポイント消費してまで観ようとは本来なら思わないんですけど、題材がネッシーだからね。しょうがないね。
ネッシー好きなんですよ。
子どもの頃はあの有名なフェイク写真を見事に信じた身だし、その後もニューネッシーの画像観て「やっぱネッシーいるじゃん!」ってなったあの時が懐かしい。ウバザメは禁句。
そう言えば当時VHSでネッシーの捜索ドキュメンタリーもレンタルしたなぁ。確か大きめのナマズみたいなのしか見付からなかったけど。
因みに原題は"The Loch Ness Horror"ですが、同タイトルのネッシーパニック映画が1982年に製作されています。ただ物語は全然違うのでリメイクではなさそう。
とまぁ、盛大な前置きに反して中身はアサイラムとかと同程度のパニック映画でしたよ。
て言うかフィルマに追加されたのは視聴してから割と時間経ってからだったので、もうそんなに細かい所覚えてないです。
登場人物の名前も主人公とその恋人すら覚えていないんだけど、何故かフィルマには無駄に長いあらすじが紹介されているのでそれを見て思い出しました。
まずネッシーのクオリティですが、一応どんな作品かは予想ついていたので許容範囲内ではあります。
ちょいちょい海から顔を出して船員をつまみ食いして水中に帰っていました。
あ、ネッシーだけど舞台はネス湖じゃなくて、普通に大海原です。結構でかいからね。もうネス湖じゃ暮らせなくなったんですかね。
一人ネッシーに唾かけられた人が後にその唾液に潜んだ生物に寄生されて、そいつが背中から飛び出すっていう「エイリアン コヴェナント」のバックバスターみたいなヤツが出てきてヒロインが「そうやって繁殖するのね」みたいな考察していました。
何故か目が赤く点滅していました。
もう内容が曖昧だからかも知れないけど、主人公も恋人も全然活躍していなかったような。
只の救助任務と聞かされていた主人公サイド、助っ人で来たネッシー捕獲要員サイドと対立はしていましたが和解とかする間もなく基本皆どんどん死んでいってたし。
寧ろ捕獲要員側のトラヴィスは最後「俺らが捲き込んだから」とネッシーに特攻していっていて、一番印象的でした。
一方で主人公の彼氏はバックバスターもどきを「俺に任せろ!」とか言いながら、全然銃弾当てられなくて逃す始末でしたし。
因みに今作では発砲しても銃口から火花も何も出ない仕様でした。くぅ~!低予算にも程があるぜ!!
ビッグフット映画は今でも頻繁に作られていますが、ネッシーとかモケーレ・ムベンベとか恐竜系UMAを題材にした映画ももっとあっても良いと思うの。
「面白い」か「面白くない」か「クソつまらない」かで聞かれたら「クソつまらない」と答える人がぶっちぎりで多そうな作品でしたが、70分台とコンパクトだし何より久々にネッシーが見られて良かったです。クソつまらないけど。