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Relay(原題)
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『Relay(原題)』に投稿された感想・評価

3.7
AMC Screen Unseenにて。

たまたま予告も何も観ずに観たので 初めは何がなんだかわかんなかったんだけど
途中からのビックリとドキドキがたまらなかった!

ネタバレなしで観ることをお勧めします!
トロント国際映画祭にて。

面白かった。デヴィッド・マッケンジー監督、毎回違うジャンルの映画を撮るイメージあり今回はスリラー。

聴覚障害者や難聴者のための秘密厳守メッセージリレーサービス「リレー」のオペレーターのアッシュ、企業内部告発を試みるも恐怖に断念して平穏に暮らしたいサラ、サラを監視する企業の刺客たちの三者をスリリングに描く。
捻りのあるストーリーで私はとても好みだったが、もしかしたら終盤のジャンル変化に賛否割れそうな気がしなくもない。

内部告発者が企業から脅迫されたり抱えきれずに疲弊していくスリラーはよくあるけど、この告発者は企業の恐ろしさに個人で立ち向かうより自身の平穏をまずは優先するためにリレーを利用するって設定、三者が顔を合わせずに進行するっていうのも良い。
話は全然違うが見ながら頭よぎったのは「カンバセーション」「善き人のためのソナタ」かな。

アッシュを演じたリズ・アーメッドは役柄上ほとんど台詞なし、大半が視線や表情だけの演技。過去に何があってどんな思いでなぜ今この仕事をしているのかは徐々に匂わせる作り。
障がい者のためのサービスとして始めたとも取れるし、孤独な男が違った形のコミュニケーションを取っているようにも取れるし、何かを企んでるようにも取れる。

毎回リレーサービスのメッセージの終わりに「go ahead(どうぞ)」で締めるので、鑑賞後しばらく脳内に残ってしまう😅
火星
4.0
この映画の設定が、非常におもしろかった。
アッシュという人物は、いろんな秘密を請負い、自分の身を隠し、バレないようにしないといけないので、聴覚障害者向けの電話サービス、電話リレーサービスを利用して、依頼者とコンタクトを取るという方法を取っていた。
なぜなら、企業の秘密や個人的な事情を知ることになり、またお金の引き渡しなどもあるので、依頼者にも企業にも自分のことは完全に秘密で、痕跡を残さないようにしなければいけないからだ。

電話リレーサービスとは、どういうことかというと、アッシュは文字でオペレーターとつながり、依頼者は電話でつながっている。そしてオペレーターは、アッシュの文字を読んで依頼者に声で伝え、依頼者はそれに対して声で返事をする。そして依頼者の声を、オペレーターが文字で伝えるという、手の込んだ方法をとっているのだ。

また、お金の受け渡しや、資料などの送付に関しても、郵便局を使うのだが、法の目をくぐって、アッシュが受け取ったとわからないようにするようにしなければいけない。
そんな巧みな方法を取ってコンタクトを取るのだが、やはりその場面はヒヤヒヤする。電話リレーサービスの使い方がとても巧みで、緊張感、緊迫感、そして驚き、笑い、などが含まれていて、そんなストーリーにとても引きつけられた。
タイトルのリレーは、この電話リレーサービスから来ている。

そしてそんな仲介業をしているアッシュは、電話リレーサービスを利用しているため、ほとんどセリフがなく、声はださない。声が出ないわけではないが、設定上そうなってしまう。でも、映画の最後の方になると話す場面も見れた。

アッシュは、そんな仕事をしているので、やっぱり孤独で、寂しいところもあるのだろう。彼は、ふと依頼者に気を許してしまい、彼女に接近してしまうのだ。それだけでも驚いて、大丈夫か?と不安になるのに、更にもっと彼女に接近してしまい、本当にハラハラしっぱなしだった。
それがきっかけで、アッシュはとても危険な目に合うのだ。
そして、最後にはどんでん返しがあり、もう見ていられない、という状況になってしまう。なんとか、アッシュが逃げ延びてほしい、と願うだけだった。

そして、彼は依頼者と、企業の人間との間に入り、交渉したり要求したり受け取ったりしないといけない。でも、依頼者にも企業にも、自分の身をバラすことはできないので、なんとかして身がバレないように、受け取ったりする場面がとても緊迫感があって、見ている方も非常にハラハラした。

この主演のリズ・アーメッドとリリー・ジェームズの演技がとても良く、二人の行動がこの映画の大事な役割をしているのだが、彼らの演技でとても緊迫感が伝わる映画となったと思う。リズ・アーメッドは、初めて見たのだが、外見も演技も魅力があり、役にふさわしい人物だと思った。またサラ役のリリー・ジェームズも、セクシーな場面もあり、有名な女優さんにも似ていて、とても魅力のある女優さんだった。彼女の顔を見るだけで、ああ、サラだ!と思ってしまうくらい、印象が強く、ハマり役だと思う。

個人的にはこういう、設定のおもしろいストーリーが好きなので、こういう映画がもっと増えてほしいなと思った。
とても惹きつけられ、スリル満点の映画でした。