観るべきか否か、暫く迷ってた映画でしたが、時間的にタイミングか合ってしまい、意を決して鑑賞。結果、観て良かった。
25年間は何だったんだ？て位、3ヶ月入院しただけで会話が成り立つ程に回復したのが一番の衝撃。料理してたし!
適切な医療を必要な人にって言うが、家族や本人が同意しないと受けられないのだから、どうにもならんよな、と思った。
母が認知症になってからの行動怖かった。わざと刺激するようなことしてたし。虐待にも見えて2005年辺りの映像からがちょっと観てて辛かった。
退院後は時間を取り戻すかのように、父と3人で花火を見たり行きたいところに連れて行ってあげたり、クラフトフェア？みたいな会場でポストカードやパワーストーン買うお姉さんの乙女な趣味が垣間見れてほっこりした。スヌーピーのぬいぐるみ抱っこする弟の写真はあったけど、お姉さんの部屋にはそういったものが見当たらなかったから。ずっと押し殺してたお姉さんの本来の可愛らしさがあのピースサインやおどけた姿に表れてたのかな。本当にどうすればよかったんだ？ってやりきれなさに鑑賞後も暫く茫然となった。この映画で観た事や感じたことは忘れちゃいけないような気がして、買ったパンフレットは机の見える位置に立て掛けた。
