大正8年。
新潟県の酒蔵の蔵元である田乃内意造(松方弘樹)と賀穂(黒木瞳)の間に女の子が生まれた。
流産を繰り返し、やっと生まれた子に烈と名付ける。
病弱な賀穂に代わり賀穂の実妹である佐野佐穂(浅野ゆう子)が烈を育てるが、烈は網膜色素変性症と診断されやがて失明することに・・・。
『鉄道員』降旗康男監督作品。
劇場鑑賞はスルーして今回初めて見ましたが、当時主演予定だった宮沢りえが降板した事で世間を騒がせたのは記憶しています。
浅野ゆう子側と揉めたとかで。
代わりに出演した当時新人だった一色紗英ですが、なかなか上手に演じてましたねぇ。
周りはベテランの役者さんの中で、しかも盲目の人を演じたのは難しかったと思う。
ただ、あくまでも主役は世話係の浅野ゆう子演じる佐穂という事なんですよね。
それで若干ストーリーがぼやけた印象になってるような気がする。
昔ながらの日本酒の作り方は勉強になりました。