【第97回アカデミー賞　国際長編映画賞ショートリスト選出】
22人のパレスチナ人監督によって撮られたオムニバス映画。トロント映画祭でプレミアされ、アカデミー国際長編映画賞パレスチナ代表に選出されショートリストまで残った。

パレスチナの今を描いた映画として時事的な価値はある一作。ただ、クオリティに差があり、一本の映画としては粗が多い。短編集だなという印象。

パレスチナ、ガザに生きる様々な人をドキュメンタリーだったりフィクションだったりで撮った作品。その悲惨な現状が映される度に胸が痛くなる。

ただ、キャリアも撮り方も異なる22人なので一本の映画としてはまとまりに欠けている。テーマは重大だが、映画の面白さには直結しない。重要だが面白くはないかな…

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