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王様の剣のとぽとぽのレビュー・感想・評価

王様の剣(1963年製作の映画)
2.5
剣抜くまでが長すぎるもはや魔法映画…逆らっても無駄!ルールは破るために作る?めちゃくちゃ変身大会&魔法大戦してた、そしてラスト10分切って(6分くらい)忘れた頃に出てくる剣

暗黒の時代におけるキング・アーサーの聖剣伝説を、聖剣そっちのけで描く。オリジナルあんまり詳しくないけど、元からそうなのだろうか?ということで、観客のように(公開当時の)"現在"まで知り尽くした魔法使いのマーリンが主人公のアーサー少年を、まるでヨーダがルークを鍛えるように教えていく。教えていくのだけど、そこが長い。長いどころか本編ほとんどそれ。なんでも一生懸命にやるからこそ正しく導かないと…という"the one"的側面もある。やっぱりディズニーといったら魔法で掃除。
剣の関係しない魔法の話="知恵こそが力"という勉強が延々と続いて驚いた。水中にも森にも空にもライオンや"ピンクの竜"ように脅威となる存在がいる弱肉強食。雌リスに好かれるくだり最初のほうはもういいってと少しイライラして"罰則3"だったけど、思ったよりもあまりに長すぎて可愛く見えてくるという魔法。最後はちょっと切なかったもんな〜引力より強い恋の力。なんなら、それだけかけて学んだことも最後に全然活かせてないからな。

勝手に関連作品『クエスト・オブ・キング魔法使いと4人の騎士』
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