リボウスキ

アリス・クリードの失踪のリボウスキのレビュー・感想・評価

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)
3.3
イギリス映画らしく、どこかお洒落でリズミカルな展開。
始まってから数分間のシーンで一気にJ・ブレイクソンの世界に惹き込まれた。
出演者はほぼ3人だけの密室劇だが、次々に放たれる驚きの展開で退屈する暇なく最後まで楽しめた。
登場人物3人の関係性が非常に奇妙で面白く、効果的にストーリーに絡んでいて良かった。
作中に用意されている展開が真面目なのか笑わせようとしているのか判断しかねる微妙なぶっ飛び具合も巧い。
二転三転する展開に100分間ハラハラさせられっぱなし。
サスペンス好きは観て損なし。