アリス・クリードの失踪の作品情報・感想・評価

アリス・クリードの失踪2009年製作の映画)

THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.4

「アリス・クリードの失踪」に投稿された感想・評価

他のDVDにて予告編を見てからの鑑賞。
タイトルも予告編もネタバレですが、そういう作品なのできっと大丈夫なのでしょう。
予告編だと「騙すのか?騙されるのか!?」
みたいな面白そうな煽りでとても楽しみにしていたのですが……。
個人的にはあんまり面白くないと思います。
登場人物は誘拐の実行犯2人と被害者1人のわずか3人。まずはこれでよく1時間40分引っ張れたなと。

とにかく形勢が二転三転するし、意外な展開も用意されてるしで、考えられるシチュエーションは片っ端からやってます!って感じでしたね。

それなりに楽しめた作品でしたが、日本版の予告編は堂々とネタバレ流すな!笑
ラストシーン思いっきり映っとるがな!
山猫舎

山猫舎の感想・評価

3.8
(過去の視聴)
テンポが素晴らしく、一種の映画の醍醐味。
本当に3人しか登場しないんだけど、こんな作品、他にあったっけ?
ジェマ・アタートンが身体はり過ぎでびっくりしたけど、
この意欲作に惹かれたのでしょうね。
マーティン・コムストンが健在なことがわかって嬉しい。
bopapa

bopapaの感想・評価

3.8
2018年 104本目

4年振りに再鑑賞。原題も邦題もそのまま。時々変な邦題でそれだと映画の方向性間違っちゃうやん!とか、タイトルでオチわかってまうやん!みたいなのもありますが今作はまさしく、タイトル通りの映画でありながらタイトル通りで無いという素晴らしい作品です、ホント大好き。


最初の15分の圧倒的緊迫感!特に5分間はセリフ全く無しで淡々と進むのですが、これはただ事でない事がこれから始まるぞという期待が高まりました。このシーンだけでも元が取れる感じ。

登場人物が3人だけで、完全に舞台向けのような作品ですが、セリフの展開で次々明かされるそれぞれの立ち位置。これはもう他人のレビュー読むより観た方が早い!オチありきなので、途中の展開には首を捻るシーンもあるのですが、それでも観ている時はそんなの考える暇無いくらいハラハラドキドキ。

そしてラストシーンでタイトルの真の意味がわかるオチは素晴らしいと思いました。こういう映画に出会えるとホントに得した気分になるなぁ。

主役3人のうちのキモ顔のオッサンはエディ・マーサン。人の顔覚えられない僕ですがこの人の顔は個性あり過ぎてすぐ覚えました。

今観たら20年以上も前のビル・マーレイの「知らな過ぎた男」にチョイ役で出てるんですよね!どうやらこれがデビュー出演らしいのですが、デビュー時からめっちゃ個性的な顔!この俳優さん好きだわ〜。
資産家の娘が男二人に誘拐される話。クライムサスペンス。

アクシデントがなければことがうまく運ぶはずの誘拐が一筋縄にはいかなくなり、それぞれの思惑が交差する様・心理描写が巧く、二転三転し話がどう転がるのか最後まで分からない面白さがあった。
序盤は全く会話がないため、サイレンスの緊迫感があり、表情からそれが伝わってきます。その緊迫感からいつになったら解き放たれるのか悶々としますね。登場人物は三人のみで限られた状況のため地味なシーン多いが、役者が体を張った渾身の演技しているため全く退屈しません。その人たちは何を考え、どのように行動し、その結果どう状況変化が生まれるかが見所です。
シチュエーションスリラー好きなら観ても全く問題なし。

この作品好きな方には『フォーンブース』『ランズエンド』『シャロウグレイブ』などをオススメします。
ほぼ密室が舞台の犯罪映画。「ソー」や「キューブ」などの低予算ホラー・シリーズにあやかってこういう作品が量産されていた気もするが、断言するほどの自信はない。

TSUTAYAで100円とかNetflixに入ってるとかなら全然もとの取れる映画じゃないでしょうか。ただ色々と仕掛けてくるタイプなので、辻褄合わせが気になる人には合わないかも。
個人的には面白かったんだけど、内容のことはイマイチ浮かんでこない。才気走ってはいるけど埋もれて行きそうな作品かなあ。

ジェマ・アータートンはいつのまにか大作映画の脇役を数々こなして、最近は演技派路線にシフトしている。もともと舞台出身の人らしいから順当な落ち着き方だけど、そこまでのキャリアの運び方が頭いいんだろうなーと思う。
邦題が上手い。半分以上密室劇ながら、いろいろな意味で3人とも結構体を張った演技をしている。

ところどころ「なんでそんな行動するの?」と思うような粗が見える部分もあるけれど、低予算の中で工夫した跡があって面白かった。
noroyu

noroyuの感想・評価

3.0
そんなに面白いもんではなかった。

こういうプロット二転三転モノって、作者の意図が透けて見えると興醒めだよね。

横位置のカメラはかっこよかったけどね。
UKITSUMTL

UKITSUMTLの感想・評価

3.5
口も聞かずにテキパキと準備を進める男達。
冒頭から張り詰める緊張感。
それは計画通りに進む、
よくある身代金目的の誘拐、
の、筈だった。

二人の誘拐犯と、一人の人質。
その事実は揺るぎないものにも関わらず、途中からはガラッと見方が変わります。
登場人物は3人のみ。
そして舞台もほぼマンションの一室。
身代金交渉も部屋の外で行われる。
それぞれのキャラクターの回想も無い。
無駄を省き、徹底してその一室での出来事に集中させる組み立てがとても新鮮でした。

与えられる情報は人物のセリフだけと極端に少なく、観る側は無意識に想像で補填しようとします。
そしてその想像を嘲笑うかのようにぶっ壊しながら進むストーリー。
ラストはすっきり終わったと見せかけて...。

観終わった後にはタイトルの意味に気付きニヤリ。
そして日本版パッケージを作った人間のしたり顔が目に浮かび、少し腹立たしくもあり、同時にまたニヤリとしてしまいます。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
“ここには3人と、1発の銃弾、そして‘嘘’が散らばっている。”…コピー通りにたった3人の基本は密室劇で、傑作になるにはもう一捻り欲しいかったかな。
誘拐された家族や警察側の描写は一切カットした点はナイスで、男達の動きと会話で進捗状況が解り・・・やがて彼女と男二人の力関係が崩れ、なるほどなタイトルに結実して行く心理サスペンスの流れは見所。
しかし、中盤で大胆にある関係をバラしての緊迫感ある駆け引きは圧巻も、密室を出てからは想定内で実にもったいないが・・・百戦錬磨のエディ・マーサンの異様さがいい。
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