アリス・クリードの失踪の作品情報・感想・評価

アリス・クリードの失踪2009年製作の映画)

THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.4

「アリス・クリードの失踪」に投稿された感想・評価

ほぼ密室が舞台の犯罪映画。「ソー」や「キューブ」などの低予算ホラー・シリーズにあやかってこういう作品が量産されていた気もするが、断言するほどの自信はない。

TSUTAYAで100円とかNetflixに入ってるとかなら全然もとの取れる映画じゃないでしょうか。ただ色々と仕掛けてくるタイプなので、辻褄合わせが気になる人には合わないかも。
個人的には面白かったんだけど、内容のことはイマイチ浮かんでこない。才気走ってはいるけど埋もれて行きそうな作品かなあ。

ジェマ・アータートンはいつのまにか大作映画の脇役を数々こなして、最近は演技派路線にシフトしている。もともと舞台出身の人らしいから順当な落ち着き方だけど、そこまでのキャリアの運び方が頭いいんだろうなーと思う。
邦題が上手い。半分以上密室劇ながら、いろいろな意味で3人とも結構体を張った演技をしている。

ところどころ「なんでそんな行動するの?」と思うような粗が見える部分もあるけれど、低予算の中で工夫した跡があって面白かった。
noroyu

noroyuの感想・評価

3.0
そんなに面白いもんではなかった。

こういうプロット二転三転モノって、作者の意図が透けて見えると興醒めだよね。

横位置のカメラはかっこよかったけどね。
UKITSUMTL

UKITSUMTLの感想・評価

3.5
口も聞かずにテキパキと準備を進める男達。
冒頭から張り詰める緊張感。
それは計画通りに進む、
よくある身代金目的の誘拐、
の、筈だった。

二人の誘拐犯と、一人の人質。
その事実は揺るぎないものにも関わらず、途中からはガラッと見方が変わります。
登場人物は3人のみ。
そして舞台もほぼマンションの一室。
身代金交渉も部屋の外で行われる。
それぞれのキャラクターの回想も無い。
無駄を省き、徹底してその一室での出来事に集中させる組み立てがとても新鮮でした。

与えられる情報は人物のセリフだけと極端に少なく、観る側は無意識に想像で補填しようとします。
そしてその想像を嘲笑うかのようにぶっ壊しながら進むストーリー。
ラストはすっきり終わったと見せかけて...。

観終わった後にはタイトルの意味に気付きニヤリ。
そして日本版パッケージを作った人間のしたり顔が目に浮かび、少し腹立たしくもあり、同時にまたニヤリとしてしまいます。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
“ここには3人と、1発の銃弾、そして‘嘘’が散らばっている。”…コピー通りにたった3人の基本は密室劇で、傑作になるにはもう一捻り欲しいかったかな。
誘拐された家族や警察側の描写は一切カットした点はナイスで、男達の動きと会話で進捗状況が解り・・・やがて彼女と男二人の力関係が崩れ、なるほどなタイトルに結実して行く心理サスペンスの流れは見所。
しかし、中盤で大胆にある関係をバラしての緊迫感ある駆け引きは圧巻も、密室を出てからは想定内で実にもったいないが・・・百戦錬磨のエディ・マーサンの異様さがいい。
キイロ

キイロの感想・評価

3.8
3人しか出てこない、駆け引きの映画。
3人だけで場所もほぼ移動しないとなると退屈になりそうなのに、面白かった!
余計なものを出さない事で、台詞や心情がクリアに入ってきて面白かった!
れぼこ

れぼこの感想・評価

3.4
刑務所で出会った男ふたり。彼らは富豪の娘を誘拐するという計画を立てていた。監禁する部屋に防音設備を整え、車のナンバーを細工、準備は着々と進んでいく。そして娘の誘拐を容易く成功してしまうのだった、という始まりかた。

サスペンスかスリラーか、難しいところ。上記は冒頭のみです。

⚠後はネタバレにて
ほんまに登場人物3人のみ
この3人以外の声さえもない
しかも序盤は全くの無言
なのにグイグイ引き込まれていく

そこからは

え!
え?
えぇ〜??
えーっ!!!!

って展開(笑)これもまた小気味良くて^ ^

重くもなく軽くもなく
突っ込みどころも程よくて…
綺麗なハリウッド女優さんを見飽きた方には

是非!!www
あらすじを読んで、

人質のアリスクリードがストックホルム症候群になる
or
アリスが小悪魔的可愛さで犯人2人が恋をしてしまう

のどちらかのストーリーなのかな?
って思いました。
.
しかしそんなもんじゃなかった!!
そう来たかぁぁあーー!!!!!
おーもーしろぉぉぉーーーー!!!!


登場人物は3人のみ(エキストラさえも出てこない)
ほとんど密室のストーリー。
すごく限られた設定。
なのに、こんなに巧みに面白くお話が出来ちゃうとは。
最初から最後までずっと画面に釘付けで、次は何が起こるんだろ!ってハラハラドキドキしちゃいました。


最初は犯人の完璧すぎる誘拐&監禁の計画に、「ここからどう崩れるの、、?」って全然先が読めませんでした。
しかし、ひとつ展開が起きてからの怒涛の展開ラッシュ!
お話が二転三転しまくります!
展開が変わる度に権力を握る人物が次々と変わってきます!
色々な事実も次々と判明しちゃいます。

巧みな心理作戦に騙す騙されの世界!
これが素晴らしいったらもう!!

次々と明かされる事実も全部が面白くて最後まで飽きることなく観れちゃいました。


そして、アリスを演じた女優さんの役者魂に敬意。
「私が女優だったらやりたくない役」ランキングにランクインしたアリスクリード!
メンタルかなりやられそう、、
撮影中は肉体的にも精神的にも色々とやられちゃいそうだよなぁ、、
でも、彼女の名演技のおかげでこっちは楽しく観ることが出来ました!
ありがとーー!!!!
テンポの良い心理サスペンスでした
santasan

santasanの感想・評価

3.9
最初から最後まで出演は3人のみで、富豪であるはずの誘拐された女性の親や警察、過去の振り返りも一切出てこない。余計な描写を削ぎ落とし、時間軸に沿ったスタイリッシュな作りで、緊迫感が途切れることがない。で、タイトルの意味も含めてよく練られている作品。
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