こんなに心躍るドキュメンタリーはそう数ない。見ているうちに、顔が緩んでニヤけてしまう。
巨匠ジョン・ウィリアムズ、誰もが彼の作曲した映画音楽を耳にしている。その素晴らしい業績と才能。現在92歳の高齢ではあるが、まだ、現役で年齢を感じさせない。数々の賞と輝かしい業績があるのに、とてもフレンドリーな人柄と語り口調。実際の彼自身が語るインタビューを見れる幸運😇に感謝。
父がスタジオオーケストラの音楽一家であったとしてもやはり、彼の才能はギフテッド。世界中を魅了し、幸せにするのだから。
ジョージ・ルーカスとの『スターウォーズ』制作中での音入れが見れたり、オープニング曲は世界レベルのロンドン交響楽団のオーケストラの演奏を導入したり。改めてスター・ウォーズのオープニング曲を聴いて鳥肌が立つ。フォースのテーマや帝国のマーチなど、各シーンの曲だけで無く、レイヤ姫やヨーダなど登場人物の一人一人に結びつけたテーマ曲があるから、視聴者は簡単にそのシーンに没入できるのだと思う。
そしてスティーブン・スピルバーグ作品は、そのほとんどに曲入れしている。『未知との遭遇』も『E.T』も曲を聴くと映像が浮かぶ。そして、撮影の舞台裏も見れる幸せ。『ジョーズ』🦈では、いきなり不穏な、不安を煽る音楽。『インディ・ジョーンズ』の心躍る楽しいテーマ曲。『ジェラシック・パーク』等、沢山のスピルバーグ作品を長年の友人二人で楽しそうに語るシーンはこちらも嬉しくなってしまう。
視聴してないミュージカル映画であってもそのテーマ曲は聞いた事が必ずある
クリス・コロンバスとは『ハリー・ポッター』。その印象的なメインテーマ👏
一度は楽団員との摩擦で、指揮から離れたのは昔の話。今なら楽団員は彼の音楽を劇場で観客として見て、知ってる。だから、ある楽団員は彼の指揮で演奏する事は幼い自分と対面する事だという。
彼は意図したわけではないが、音楽のジャンルの壁を融和させた大きな役割を担った。世界中の人々が映画を通して彼の音楽に魅了されているのが、その証明。
まだまだ、印象的な新しい作品を創作してもらいたい
No.1379