PoMooNさんの映画レビュー・感想・評価

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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.2

葛飾北斎と滝沢馬琴は『寛政の改革』と『天保の改革』二つも幕府の文化の自由制限、浮世絵など市井の人々の娯楽禁制を経験している。世の不自由と向き合いながら、それでも絵を描き続けた北斎の一生を、壱の章〜四の>>続きを読む

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

2.9

デンゼル・ワシントンだから見た….って作品
。割と使い古された内容で、ストーリー的には可もなく不可もなく。だが、デンゼル・ワシントンの落ち着いた演技は魅了的で引き込まれる。

トビン・フロスト(デンゼ
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グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

3.9

目に耳に豪華で美味しそうな一皿、いや1品で、思った以上に美味しくて食いしん坊な私には満足、良かった、ご馳走様😋

フランスでアジア人としてミシュラン🌟二つ星を獲得している「グランメゾン・パリ」はなかな
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.4

なーに!?この出だしからのお洒落さ!素敵で可愛い😍 題名は知ってたけどミュージカルとは知らなかった。アメリカ人のフランス・パリへの憧れがワンサカ詰まって溢れてる。オードリーのファッションモデルの衣装も>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

3.9

横浜流星と窪田正孝の撃ち合いと体作りの凄さが見もの!今の一瞬に全てを賭ける、生きている実感を注ぎ込む、その死闘に感動した

ストーリー自体は元ボクサーの広岡(佐藤浩市)の元に指導を頼み込む将吾(横浜流
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

2.5

簡単にまとめちゃうと、転売屋の男が知らない間に多方面から嫉妬・恨みを買いゲームの様に襲撃される話?怖い世の中です、はい。

なんとなく薄暗いイメージで、吉井(菅田将暉)の危うい転売屋としての仕入れ方や
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.8

猫好きにはハッとして惹きつけられるタイトル。出演する猫「レタス」と「キャベツ」がなんて大人しくて従順なのか……

主人公「僕」(佐藤健)は脳腫瘍で余命僅かを告げられる。頭痛の酷さに頭を抱えている時、自
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.5

『窓際のトットちゃん』は過去読んだ記憶。

アニメの中のトットちゃんは恥ずかしいと感じる沸点が低いんだなぁ。疑問が沢山あるし、やってみたい事が沢山ある。そして実行に移してしまう行動力が、変わっている、
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.0

アニメシリーズは完全視聴。
アーニャ・ヨル・ロイドがそれぞれの個人的秘密をお互いにバレない様にひた隠して、今回も【家族一緒】で事件解決に向かうのが◎

今作はマイクロフィルム入りチョコを食べたアーニ
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罠にかかったパパとママ(1961年製作の映画)

3.0

「子供に読ませたい児童文学100選」の中のドイツの小説家エーリッヒ・ケストナーの『ふたりのロッテ』(『双子のロッテ』)は映画、ミュージカル、アニメなどで親しまれているらしい。が、残念ながら、『ふたりの>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.8

美味しそうな料理を出されても、ホラーのエッセンスを振り掛けられて、全く食欲がおきなくなる作品。

金持ちの美食家達が孤島にある超有名シェフのレストランで提供される料理を堪能する為に集まる。何度も此処に
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美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント(1997年製作の映画)

3.0

「美女と野獣」のクリスマス🎄の二日間限定ストーリー。

「美女と野獣」はアニメもエマ・ワトソンの実写版も好きな作品。こんなサイドストーリーがあったのかとクリスマス前に視聴。

クリスマスに魔法で野獣に
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.3

ノーベル文学賞受賞作家、カズオ・イシグロ氏の原作は未読だが、以前綾瀬はるかと三浦春馬がドラマでやっていたものは視聴済み。

括りはロマンスになっていて、話は静かに流れて行くが、SF的でもある気がする。
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.3

面白かった、とお勧めされて視聴。ティム・バートン作品にしては、グロいシーンが少なく、楽しく見れたファンタジーの一品。

ジェイクは大好きな祖父エイブが何者かに目玉をくり抜かれる不自然な最期を目の当たり
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

リドリー・スコット監督作品は見たい作品が沢山あるが、まだハンニバルとエイリアン・シリーズしか見た事が無い。今作は実際に起こった事件をベースにしてるので検索すればゲティ家の人達の画像まで出て来る事に興味>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

2.4

全体評価が高いのと、題名から笑えるのかなぁー?との期待で視聴したが……….全く笑えず😑 そういう作品じゃなかったんだねー(勝手に勘違いした💦)自称The King of Comedy だった………>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

4.0

染井為人の原作は既読済。凄く面白かったから、映画になると知って期待大だった。小説の文中に鏑木の風貌を「メルヘンな見た目と違うアンバランスさ、白馬に乗った王子様風」との記述がある。鼻筋が通ってハンサムで>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

2.9

実在した人物達の実話ベース。ロバート・デ・ニーロとシャロン・ストーンの共演に惹かれ視聴。
    
出だしから衝撃シーン

サムことエース(ロバート・デ・ニーロ)は一介のノミ屋から見事な経営手腕でラス
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

出だしから笑える😝😆

笑えるポイント満載、ぽろっとするポイント満載。うーむ🤔と唸って考えさせられるポイント満載の、あるアメリカンファミリーがカリフォルニアの美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイ
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フライト(2012年製作の映画)

3.2

題名から飛行機事故の話かと思ったら、焦点はそこではなく、エリート人生を踏み外した男の話だった…..。

強くて正義のイメージが強いデンゼル・ワシントンが「保身の為、弱くて嘘を重ねる」パイロット役ウィッ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

2.6

評価高くて気になってた作品。Disney+に入ってるうちにと…………
うーむ😔トムを応援も出来なかったし、サマーにも共感出来ず💦

サマーは割り切りすぎ?両親の離婚で夢見れなくなったのか?そのうちトム
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.7

京劇の世界でトップスターになった京劇役者、小豆=蝶衣(レスリー・チャン)と石頭=小樓(チャン・フォンイー)。そして小樓の妻・菊仙の三人の愛憎物語。

時代の波に翻弄された彼らの運命と三人それぞれの心情
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.4

池井戸潤原作、未読なので、原作と同じなのかどうかはわからない。が、池井戸潤作品の映像化は胸熱シーンが多いから、ついジュピターのBGMが私の脳内でリフレインする💦(本作ではジュピターは全く流れてません💦>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.2

舞台は1980年のイギリスの海辺の街にある「Empire Cinema」。この時代にこんな豪華な映画館があったなんて😳まさに劇場。

その映画館で働く、人生に投げやりなヒラリー(オリヴィア・コールマン
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.0

トルコ🇹🇷イスタンブール『西洋と東洋の入り口』と教わったことがある。アジアとヨーロッパの接点に位置する都市。憧れの国の風景が美しい!オスマン帝国時代にやって来て住み着いたと言われる猫。そこに暮らす猫達>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

天から贈られた並外れた才能「ギフテッド」
生まれ持って秀でている彼らの天才的才能ギフテッドを近頃は日本でも言葉として当たり前に使うようになって来ている。

数学の天才、メアリーを姪に持つフランク。
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赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)

3.0

先日『スリーメン&ベビー』を視聴し、オリジナル版があったなぁ?フランス語だった気がする….と検索したら、はい、あった🙂‍↕️『赤ちゃんに乾杯』だった。という事で懐かしく再視聴し、記録。

オリジナル今
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スリーメン&ベビー(1987年製作の映画)

3.0

ハートウォーミングコメディ。
過去視聴。今回あるフォローイーさんのレビュー読んでいて、こんなのあったねー、と再視聴で今回記録。

ピーター、マイケル、ジャック三人は束縛のない優雅な独身貴族で同居生活。
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エントラップメント(1999年製作の映画)

3.2

ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの騙し合い。2000年、ミレニアム問題を引っ掛けた作品。

保険会社の調査員ジン(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は同業と偽り、マック(ショーン・コネリー
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エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

3.6

トニー・スコット監督作品はスピード感があるし、ウィル・スミスとジーン・ハックマン共演に惹かれて視聴。

国家保安の為、情報を収集を容認する法案を通そうと、NSA情報機関の一人が権力を使って反対議員を殺
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

2.8

視聴記録。

オリジナル音声で観るのが好きだが、今作吹き替え版が竹内結子や大竹しのぶ等豪華俳優陣だったのを後で知った。吹き替えで見てもよかったかなぁー💦

主人公ライリーの頭の中の感情を擬人化。ライリ
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

事実ベースで小気味いい👍次世代に多大に貢献した三人の女性達にワクワクした。音楽も明るく暗くならない。

どんなに天才でも、能力があっても、人種差別。白人は何を言わんがな、ではあるが黒人同士であっても女
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アイミタガイ(2024年製作の映画)

3.8

日常に存在した奇跡の様な『偶然性』、作品的にはアイミタガイが嫌味無く描かれている。特に人に優しい人達とか、そう言う表現では無く、人として持つ善性が見ていて気持ち良かった。

『アイミタガイ=相見互い』
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.3

いつも当たり前に側に居ると思っていた人が突然いなくなったら?その人に秘密があり、許し難い裏切りがあったら?それでも残された家族として前に進まなければならないとしたら?

かなりシリアスな問題山積みだが
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地底探険(1959年製作の映画)

3.0

作中の舞台は1880年。140年以上前の英国の様子が見れる。
制作された1959年、当時この作品をみた人達は未知の地底冒険をワクワクして鑑賞したんじゃないだろうか?冒険は数日のような雰囲気だが、話の中
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.2

原作エミリー・ブロンテの古典小説『嵐が丘』は同名で幾つも制作されているが、その中でも古く、ウィリアム・ワイラー監督(ローマの休日で有名)、ローレンス・オリヴィエ主演が気になり視聴。当然モノクロ。

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