きつね

青春デンデケデケデケのきつねのレビュー・感想・評価

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)
4.0
最近エレキギターを買い、音楽熱が上がっている。
バンド、音楽の映画が観たい!と今作を鑑賞。

私も学生時代からギターをやっていたかった!
軽音学部に入りたい!
とめちゃくちゃ羨ましい気持ちになりながら観た。

仲間と共にアルバイトをし、買ったギターで練習し仲間と合わせて演奏そして披露する。
シンプルな話だけど、そこが良い。
文化祭のところは泣きそうになってしまった。
音楽に没頭する少年たちの姿は、とても尊くそして美しい。
この少年たちは高校時代を思い出すと、ロッキンホースメンの活動というスペシャルな記憶が蘇るんだな。
素晴らしいですね。

そして、香川ののどかなロケーションと方言がまた作品にマッチしてとても良きです。

東京へ向かう、ちっくんが「これから先どんなことが起こるのかわからないけれど、愛しい歌の数々よ、僕を守りたまえ」って心の中で呟くこの言葉すごいいいな。
自分の中で大事にしている曲ってありますよね。

そしてそして、バンドメンバーもまたいいんですよね。
若かりし日の浅野忠信も、蒲鉾屋の息子のドラマーも、そして寺の息子がまぁ喋りが上手い。
あと未来のSE少年も。
出てくる人物みんないいやつばかり!
なんか全部優しい。

ていうかちっくん、VIVANTのバトラカだったんですね?!

なんかレビューがとっ散らかっているんですが、
ギター頑張ろうと思ったのと、ちっくんのお母ちゃんがパワフルかつ可愛らしい方だったのでこんなお母ちゃんになりたいと思ったっていうので締めくくります。

とても可愛い作品でした。
聖地巡礼する方の気持ちが分かります。
香川へ行ってみたいな。
きつね

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