ミミミ

あるいは、ユートピアのミミミのレビュー・感想・評価

あるいは、ユートピア(2024年製作の映画)
1.5
今度阿修羅の如くでボクサー役をする記事をみて、藤原季節の映画が見たくなった。渋川 清彦はいつも通りいい味を出している。でも空回り。だって何も引っかかるものがないから。何を描きたいのかさっぱり。終末に向かっているはずのホテルで、なぜか豊かに暮らしている死にたがりと人生の敗残者。死にたかったけれどいざ本当の死に直面した時どんな葛藤が生まれるのか、は描かれていない。ぬるま湯から引き摺り出されたくないだけ。これをドラマと言われても。
ミミミ

ミミミ