テキサスのパリに続き、カリフォルニアのバグダッドを鑑賞。
何度借りてもすぐに寝てしまいオープニングのCalling you しか知らない、という20代だった私にとっては曰く付きの映画。
本日、満を持してのスクリーン鑑賞。
とても、とても、よかった。
ブレンダとヤスミン、シスターフッドのストーリー。
分かる、分かるよ。
夫が出て行った後の涙は悲しいからではなく、悔しいからなんだ。
若い頃は分からなかっただろうな。
今観て、よかった。
Calling youはラスト近くのこの場面のcallと繋がっていたんだ。
最後のミュージカル仕立てのショー。
ブレンダのソウルフルな歌声とヤスミンのマジック、とびきりの笑顔。
クセ強キャラクターばかりなのに、なぜか一体感のあるキャストたち。
夕焼け空とカフェのネオンサインはじめ、フォトジェニックな風景と人々。
イチゴを食べている裸婦像がかわいすぎた。
監督は当時48歳。
今の若い監督が撮ったと言っても信じるくらいに、全く古く感じないことが一番のマジックだった。
