トム・クルーズ主演の『宇宙戦争』は鑑賞済みでしたが存在は承知していたこの作品は未鑑賞でした。今回WOWOWの年末特集で放映されたのを機会に鑑賞しました。
1953年に製作されたこのS・F映画の完成度の高さには本当に驚きました。モノクロ映画の傑作である『ローマの休日』と同じ年に製作され日本の初代ゴジラの前年に製作されたカラー作品の見事な出来栄えでした。
若干、破壊される都市の映像が現代作品と比較すると見劣りする点は有りますがトム作品の母体の作品としての存在感は立派な物に思います。
そして、驚いた事に主演俳優が往年のテレビドラマのスターとして名を馳せたジーン・バリーの懐かしい姿に懐かしさが蘇りました。