・圧倒的な攻撃力で攻められる、それに抵抗しようがない緊張感で公開当時はショックを観客に与える作品だったと思う。まあ現在ではその受けるショックは弱くなっているだろうけど、緊張感が張っていて目を離せなくなる。
・スピルバーグのリメイク版は、このオリジナル版が持ってる絶望感をより強化・発展させたリメイクの方向は正かったんだと思う。
・人や車が居なくなった街の通りが印象に残るな。そこで暴徒と化す一般人の描写など、とてもリアルな感じを受ける。大袈裟に言えば、公開当時のアメリカの観客に仮の敗戦体験みたいなものを与えたんじゃないか。
・火星人のウォーマシーン。ユニークだけど不気味な感じで、これも傑作メカデザインの一つだと思う。本来ならこれに三つ脚が付いたのか。
・本物の全翼の爆撃機の映像。あれは貴重な映像だろうし、すごくSF的な感じがする。