ウクライナへのロシアの侵攻によって、置き去りにされたり、飼えなくなってしまった犬のボランティアの人達に終点をあてたドキュメンタリー。想像以上に凄まじい映像がつらい。また、この戦争に関する報道で見れない市井の様子なども観れて、大変に価値のある作品だと思った。
が、本作における何回もこすられる、ショッキングなシーンは今作ドキュメンタリークルーが撮った映像ではないし、取材は終わりみたいなナレーションが出てくるのも疑問だったし、本作にも出まくってる女性監督のセリフ的なナレーションを東出君がやってのもずっと違和感あった。
もし、この映画の収益で次の取材費が捻出できるのであれば、継続して取材して欲しい。