劇場No33
60点
今回の遠征ツアーの最後に観た作品。辺境の村に駐在する中年警察官が惨殺死体を発見したことをきっかけに、その村の闇が徐々に曝かれ始めていくストーリー展開。ルーマニアのアカデミー賞6冠受賞作で、まるでタランティーノのようだと言うのでかなり期待値上げたけど残念ながらスコアのとおり。猟奇的な連続殺人事件の趣きへと進展することなく、ただの村社会の腐敗を描いただけの肩透かし。人間の弱さが絶妙に描かれていて、じわじわと不穏さが漂ってくるのは好みだったが、正直言ってテーマ的に酷似の「嗤う蟲」の方が断然面白かった。北野武監督作品を彷彿させるラストシーンが無かったらスコアはもっと厳しかっただろう😓いずれにせよハシゴ鑑賞の最後に観るべきものではなかった...残念😓2025/02/11 大分シネマ5 bis