ロケーションは最強だし幸薄く非業の死を遂げた母に対する追憶って内容もいいが話自体がまるで面白くないうえに2個3個後ろに馬鹿みたいに鼻水すすりがうるせぇ馬鹿がいたせいで中盤以降どうでもよくなってしまった。何かしらの毒素を含んでいるであろう謎の木の根を砕き海水に浸す事により周囲の魚を浮かび上がらせ一網打尽にする謎漁法が怖すぎる。しかもその最中に潮位が高まり母は波に攫われ死ぬのだが、子に早く助けを呼んできて!って言うわりには「お母さんと呼んで!」を三回繰り返し時間を浪費するアホさ、しかも断崖絶壁を登らねばならない過酷な道のりなのだが、行きはどうやって来たのかが気になり過ぎる…。あと島の人々の訛りが強すぎて全く何を言ってるのか分からないのもしんどかった。祈祷師みたいなおっさんが口寄せしてる最中に船漕いじゃう坊やが可愛い。最後のしゃれこうべのくだりはかなり怖い。画にこだわり過ぎて話が着いてきてない印象は拭えない。