アヴァンギャルド映画の開拓者として知られるホリスフランプトンの実験映画。レモンに照明を当てる話。

今までたくさんの実験映画を見てきましたが、その中でも今作はずば抜けてシンプルで、ヘンテコな作品でした。調べてみたところ、今作は日本での知名度がドチャクソ低いのに対して、アメリカではどうやら映像系の学校で教材になるほど有名らしく、撮影においてライティングが如何に重要であるかを示していたと思います。
ただ月の満ち欠けをレモンで表しているだけで、劇伴もSEもないため、個人的には7分という尺が長く感じました(白目)。これを学校の授業で見せられても、自分なら絶対寝てしまいます。。。

いわゆる実験映画、アートフィルムの枠内なのでしょうか。しかしそこで使われる照明や撮影技法は古典的な映画のそれ。Filmarksに登録されていない同監督の「Snowblind」がエクスペリメンタルでありながら紛れもなく映画で高揚した。

え、なに、1日？