ヴぇる

君への誓いのヴぇるのレビュー・感想・評価

君への誓い(2012年製作の映画)
3.1
最初はセンスが合わないと感じていた。2人の出会いのシーンでのレイチェル・マクアダムスの黒髪ショートカット、ウェディングドレス、テイタムの似合わない帽子等は最悪で、美術や衣装は一体何を考えていたのか酷い仕事だ。

と導入では思ったが、あらすじは見ていなかったし、これは映画上の演出で、見事に騙された。彼女自身と他の役者は合っていないと感じていたが、記憶を無くと、彼女は自分と合わない人間達に戸惑い始める。これが計算でやっていたのならば、スマートな仕事だし驚きだ。

実話を元にと謳ってはいるが、日本語の記事では全く元ネタの人物にたどり着けず、正直どこまでが本当の話なのかは分からず、8.9割はフィクションと見るのが正しそうな気はした。

正直言って父親の不倫が無ければどうなっていたかの方が興味があるし落とし所的にはなんというかありきたりで、量産型の脚本に感じた。

総評としては、悪くもなく良くもなくまぁOKといった映画だ。
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