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リンゴ・キッドのバンのレビュー・感想・評価

リンゴ・キッド(1966年製作の映画)
2.5
気楽に楽しめるマカロニウエスタン。主人公と孤高の保安官の乾いた友情、狂言回しの爺さん、男の子と娼婦、悪徳商人と今となっては既視感ありまくりのキャラとストーリー。いろんな映画をごちゃ混ぜにしてまとめた感じだけど安心して楽しめました。
邦題はリンゴ・キッドだけど、主人公はジョニーと呼ばれ、台詞にもリンゴのリの字も出てきません。アメリカ語版のタイトルにはリンゴが入ってるらしいですが史実とも違うし、想像だけどイタリアの製作者はオリジナルのキャラで作ってアメリカ版(英語吹き替え)の公開の時に配給会社が勝手にリンゴ・キッドにしちゃったんじゃないかな。
でも良く考えるとインディアンまでイタリア語しゃべってるのもかなりシュール。
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