リンゴ・キッドの作品情報・感想・評価・動画配信

「リンゴ・キッド」に投稿された感想・評価

マーク・ダモンさん、ウインク下手じゃないですか?いっぱいしてたけど。
セルジオ・コルブッチってこれの2年前に『幽霊屋敷の蛇淫』の脚本書いてるのね。
犬

犬の感想・評価

3.2


賞金稼ぎのジョニーと多額の賞金がかかったペレス一家との攻防を描く西部劇



人間模様
インディアンも絡む
複雑な関係性でした

終盤のアクションはド迫力
ラストはどうなるか

女性たちも印象的でした
bavaroa

bavaroaの感想・評価

3.2
べたな西部劇だった。西部劇ってよくわからないので、突起することもない。主だった俳優陣が美男美女だった。

今まで特に気にしてなかったけど、マカロニ・ウェスタンは言葉がなんか違和感。この作品観やすかったので、余計に英語ではないことに違和感を覚えた。
tenta

tentaの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 マカロニ・ウエスタン、つまりそれは正統派なウエスタンではないのだというのを思い知らされる作品。イタリア語を皆が話しているのに舞台はメキシコで、時折女性が英語の歌を歌ったりして国際色豊か(今作品に限ったことではない)。マカロニ・ウエスタンとは映画界における無法地帯なのだ。主人公の強さも、もはやなんでもありと言わんばかり。金ピカの銃で撃ちまくり、という謳い文句にしてはその後の引きが弱いのだが。

 ただ、ユーモアのセンスはなかなかだと思った。オープニング始まって流れるテーマ曲が、主人公を事細かに説明し歌い上げる。あんまりに説明的で笑ってしまう笑。そんでもって最初の殺しも、いかにもな眼帯をつけた悪役が相手で笑う。そしてしかもあっさりと射殺。この西部劇に一番足りないのは銃撃戦におけるスリルだった。あとは脇役のおじさんが良い、西部劇に絶対に出てくるこの立ち位置。で、またちゃんと面白い役でよかった。また酒場での挑発する謎ドリンクぶっかけシーンも面白い、こういうセンスはイタリアならでは(?)だと思う。あとは水筒が爆弾だったり、ギターの中に銃仕込んでいたり、ここらへんのなんでもあり感は、映画の無法地帯ならではの許された描写で、可笑しかった。のちのタランティーノ映画のなんでもやっていいんだ感は、こういう西部劇の描写から引き継いでいたりするのだろう。B級系の映画はそうした自由奔放さは、しばし凝り固まっていく映画の枠を緩めてくれる。

 正義はどちらにあるか。主人公のリンゴと保安官ビルの敵に対する考え。一方は金のためならなんでもよくて、一方は法をめちゃくちゃ遵守する。どっちも極端すぎて、事態が深刻になる中もうちょっと臨機応変に動けよと思ってしまうほど頭が硬い、特に保安官。また、金もうけのために懸賞金がかかっていないチンピラを逃して大きくなって懸賞金がかかってから殺そうとするリンゴも、悪人を倒す以上に金に目がくらんでいる感。結果ラストで街は大爆発、住人の死人は出ないも、この二人の変な正義感がこの惨事を招いているので、めでたしで終わってしまうエンディングには疑いの念もある(リンゴに関しては愛人を殺されているのに・・・)。この頃流行りだした正義のためなら法を破るのも辞さない系のアウトローを描きたかったのだろうが、微妙でした。

 アフレコ(特に歌のシーン)はズレズレ、カメラの位置もかなり統一感なく、物語の主軸も揺らぐ、そんなマカロニのような柔さを噛みしめるようなウエスタン。主人公がせっかく見つけた金貨を置いて「俺が壊した街の再建に使えよ」という人情にはかっこよさと、「当然だろ」と突っ込みたくなる衝動が同居しているのだった。
もしくは、荒野の黄金銃を持つ男

西部開拓時代に実在したスターと言えば、ビリーザキッドが著名ですが、19世紀のリンゴスターことジョニーリンゴもまた、西部の食わせ者ガンマンです。
あの『駅馬車』でジョンウェインが演じたリンゴキッドをコルブッチ流のエクスプロイテーションキャラに変容させた荒唐無稽娯楽作となる。
邦題が『リンゴキッド』といってもイタリア製マカロニウェスタン経由なため、原題は『Johnny Oro』とか『Ringo and His Golden Pistol』とバージョン違いがあり、詳しくはジョニーリンゴの代名詞だけ拝借したマカロニウェスタンって感じだ。
例えるなら『続荒野の用心棒(Django)』におけるジャンゴ亜流映画みたいな関係性に似てるだろう。

開拓時代のガンマンにとって"金"はステータスの象徴のようなものだ。ジョニーはトレードマークの黄金リボルバーをぶら下げ、ついでに拍車やパイプタバコも金ピカな彼は、朝飯前に賞金首を片づけ荒稼ぎする。
スティーヴンセガールさながら全編チートキャラすぎて、全くハラハラしない問題があるが本作では、ジョニーとひょんな関係になる保安官ビルがおいしい役を担う。
賞金稼ぎや荒くれ犯罪者がやってくる街の中でビルは唯一、法の正義で治安を維持しようとする。

タランティーノは『ヘイトフルエイト』にて、犯罪者を正当な方法で裁き死刑を実行できれば文明社会の正義が成り立つ、しかしそれらが憎悪の感情まかせに復讐という殺しが起これば、それは西部の正義と呼べるだろうと語られます。
コルブッチ映画には私利私欲まかせにぶっ殺しまくる悪人が登場しがちだ。
神父も子供もお構いなしに殺される冷酷さがライトなアクション劇に溶け込んでいるのですが、ビルは冷酷な西部の掟に対し文明社会の正義で立ち向かおうとするのだ。

ややご都合主義ではあるが、そんなこんなの攻防戦が盛り上がる。

如何にもタランティーノが子供の頃、夢中になってそうなマカロニだった。
にしても、もうちょっと黄金銃活躍してほしかったなぁ。
★★★liked it
『リンゴ・キッド』 セルジオ・コルブッチ監督
Ringo And His Golden Pistol

タランティーノ favorite films
マーク・ダモン as 賞金稼ぎの早射ちジョニー

黄金銃&キザなジョニーが頑固でマジメな保安官と
メキシコの悪党やっつける

ちょっとパンチに欠けるけど
後半の銃撃戦&ダイナマイト・ドッカーン
まあまあ、おもろい
テロリ

テロリの感想・評価

4.0
レオーネ作品に比べてとっても観やすいマカロニウエスタン。すごく良かった。頑固すぎる保安官、いい役だったな。ただし邦題は謎。どういう意味なの?
桃子

桃子の感想・評価

3.5
「酋長もイタリア語」

西部劇の名作と言われる「駅馬車」を見たのは随分と昔なのですっかり記憶がすっ飛んでいる。ジョン・ウェインの役名が「リンゴ・キッド」だったとか。私は知らなかったけれど、リンゴ・キッドはビリー・ザ・キッドとかジェシー・ジェイムスとかの有名人のひとりだったのだろう。
ゴールドが大好きな主人公というのはなかなかユニークだ。そもそも原題が「RINGO AND HIS GOLDEN PISTOL」である。金ぴかのリボルバーで、登場してすぐに賞金のかかった悪党をしとめる。彼は賞金稼ぎなのだ。昔馴染みの保安官がいる街は、武器ご法度なので彼の金ぴか銃もとりあげられてしまう。銃がないリンゴは、ダイナマイトで悪党をやっつけてしまったので、保安官に牢屋にぶち込まれてしまう。主人公が牢屋にいる時間が長いというのも、珍しいパターンだ。同じ牢屋に入っているおっさんがいい味出している!こういう脇役さんは素晴らしいと思う。
拳銃やライフル等の飛び道具使用禁止の街で、どうやって襲いかかってくる悪党集団をやっつけるのか。そのはらはらドキドキも楽しめる。ラストはちゃんとガンファイトシーンもあるから安心したし、マカロニウェスタンの面白さを堪能できた。
コルブッチ監督のこの作品はかの「続・荒野の用心棒」の公開から3か月後に発表したものだという。マカロニウェスタンには珍しく、インディアンのアパッチ族も出てくる。主人公ジョニーも保安官もアパッチの酋長も、全員もれなくイタリア語を話しているのがシュールと言えばシュールだが、これこそがマカロニウェスタンの面白さでもある。よく見ると、イタリア語を話していると思われるのに、口の動きと音声とがずれていたりする。こういうアバウトなところも愛おしく感じてしまう。
主演のマーク・ダモンは、イタリア人だと言っても疑われないくらい濃いお顏のイケメンさんである。俳優業に疑問を感じて、その後プロデューサーに転身したとか。俳優の経験のある監督や製作者はいい映画を作るのではないだろうか。まだご存命というのも素晴らしい。
ich

ichの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セルジオ・コルブッチ作品、マカロニ作品初なんだけど、容赦ない感すごかったなぁ。殺しは静かにやってくるだともっと過激なんだろうなぁ……。

あと本当に吹き替えなんだなぁって。マカロニ。これが面白かったなぁ。

西部劇、確かに好きなんだけどやっぱ根付いた先住民差別描写が入るとしんどい…って泣きそうになるな…

しょうがないんですけど!しょうがないんですけど!!

ストーリーはわかりやすく、演出も気取ったところもなく、可もなく不可もなくな、とりあえずラストの爆発で最高に笑うという、最近の火薬盛り盛り映画の先駆けか?ってくらい爆発するのが面白かったです🤗
♪奴の名前は黄金ジョニー
ピストルだけが友人さ
一度会ったら忘れない
奴の名前は黄金ジョニー♪

あかん、テーマソングが耳から離れてくれないw

レオーネに次ぐマカロニウエスタンの人気監督コルブッチ。ブラックユーモアや社会風刺を織り交ぜることで有名だそうだが、いやはや、ことこの作品に限っては娯楽の極み、感想が「面白ぇー!」しかない。

英語タイトルは「ジョニーと黄金銃」。邦題の「リンゴキッド」は実在のガンマン、ジョニーリンゴの愛称で、西部劇の名作「駅馬車」や「OK牧場の決斗」での人気にあやかったものと思われ(すみません、勉強不足で単なる推測です)。
別に本作のキャラクターがリンゴらしいのかといえば別にそんなことはたぶんほぼ関係なさげで、伝記的な描かれ方をしているわけでもない。もしかして拍車が無くなったこととかそういうのがネタなのかも?

しかしそんなことはどうでもよくて、とにかくオモシロイ。保安官や悪党とのセリフの掛け合いもいいし、ガンアクションもいい。馬や鳥もいい、女もいい。
話もまずまずよく出来ている。

そしてさらに、だがしかし!w
ネタバレというほどのことでもないので言ってしまうとクライマックスに爆破があるのだけれど、これがもう、ちょっと腹を抱えて笑ってしまったほど凄い。凄まじい。
たぶんこれだけ書いても、いまお読みの貴方の想像の斜め上を行っているはずだ。

いや、そりゃ007スペクターの不可思議な大爆発のほうが規模はでかいかもしれないよ。でもね、あんな絵ヅラは美しくても物語的に根拠に乏しく唐突な爆発は、オモシロくは、無い。
やはりしっかり仕掛けがあって、なのに登場人物も観ている方もどっちもビックリするくらいの意外性こそがエンターテインメント。

いやー、マカロニ面白ぇー!w
これはハマってしまいそうだ〜
>|