記録。
アマプラで元祖版を見つけたので視聴。
宇宙から飛来した謎の生命体を北極(南極ではない)の氷の下から掘り起こし、基地へ持ち帰るとそいつが蘇り…
という基本設定は同じだけど、当時の映画製作技術の限界からか、UFO本体は氷の下で翼の一部だけしか見えないし、クリーチャーもカーペンター版のような特殊造形ではなく、見た目ほぼフランケンシュタインで怪力の大柄な人というね。
なので誰が敵で味方か!? みたいなスリルもないし、グチャドロなキモさもない。
そもそも物体Xの脅威が迫っているのに、急にヒロインとのラブストーリー的なくだりがブチ込まれたり、軍部の話に記者がやたらとしゃしゃり出たりで、全体的に緊張感に欠けるというか恐怖が感じられない造りで、そうしたどこか間抜けでお気楽な感じが実は本作の売りであり魅力なのかな?と思ったっぽい。