嘘なんかじゃない。これは日本が生んでしまった“本格サメ映画”なのだ。
悲しみを負った青年、そしてポストアポカリプス。テーマを見据えることで、多少なりこの作品を理解できるような気がする。
たった1時間程度の尺にもかかわらず、チープさと多大な情報量と勢いだけで乗り切る勇気には感服。10分は観たかなと思ったら7分しか経っていなかった。無量空処か、はたまた相対性理論か。退屈で冗長とかいうレベルの話ではない。それ以上の何かがある。
映像もストーリーも全てが支離滅裂。もう止まらねーぜー。しかしどっちにしろ懲役60分。遠のく意識の中で唯一覚えているのは「鮫が沢山出てきた」ということだけだった…