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ゴダールの決別のseiのレビュー・感想・評価

ゴダールの決別(1993年製作の映画)
2.5
思想や哲学を映像にすると必然的に超現実的になるため理解することは難しいのだけれど、芸術においては個人の思想や哲学は重要視される。特に、神対人という繋がりは永遠のテーマでもあるし。
この作品を秀逸だと思う人もいるだろうし、劣悪だと思う人もいるだろう。意見が二分するのは答えが見えないからだと思う。ゴダール自身も明確な答えを出すことができなかっただろうし。その答えを追い求めるとトートロジーに陥り何も掴めない。結局、意味の無いことに意味を見いだしたい自己満足なのかもしれない。
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