おヴパちヴい

ボウリング・フォー・コロンバインのおヴパちヴいのレビュー・感想・評価

3.0
この人が『マイケル・ムーア』か
なんか名前は聞いたことあった
見終わって、OPとEDの曲名を調べてたら「マイケル・ムーア監督の…」と出てきてそこで気づいた
びっくり

率直な感想としては、コロンバインの事件についてもっと詳しく知りたかった、という感想

犯人たちは、なにがきっかけで、なにがどうエスカレートしていってこの事件を起こしたか? 昔、TV番組「アンビリバボー」(違うかも?)でこの事件を取り上げてたのを見た気がするけど、もっともっと詳しく知りたかった

とりあえず、コロンバインの事件は置いといて、米国の国としての成り立ち(不安と暴力)、人種差別、貧困とか、ちょっと焦点がとっ散らかってたように思う

米国は銃による殺人事件が年間1万件以上
他の国は大体300件以下、50件以下とか
なぜ米国だけこんなに多いのか?

他の国、特にカナダとの比較
カナダ民は家に鍵をかけないだとか
カナダも銃所持率が高い、銃大好き、だが銃による殺人事件は米国に比べ少ない

なにが違うのか?

米国はメディア/企業/政治家が、国民に対し「恐怖と不安」を煽る、煽られた国民は安心したいから武器を買う、武器が売れると儲かる企業がいる

「戦争」はカネになるという話は聞いたことあるが、別に戦争じゃなくても殺人事件のニュースでも暴力事件のニュースでも、それがお金になるんだぁって思った

単に銃を所持している、と言っても「弾を込めた銃」と「弾が入ってない銃」では全然違うのだろう
「不安」が大きければいつでも撃てるように「弾を込めた銃」を手元に置いておく
それが違うのかな? でもはっきりしなかった

で、いつになったらコロンバインの事件に焦点を当ててくれるのかと思ってたのだが、結局、置いといたままぼんやりして終わった
被害者2人が出てきてもなあ、もっと犯人の動機とか、なにがきっかけだったのかとか知りたかったのだが…

結局、この映画では、武器会社の批判とかを訴えたかったみたいな感じだった

OPとEDの曲がよかった
おヴパちヴい

おヴパちヴい