再鑑賞。1999年に発生したコロンバイン高校銃乱射事件から、現在アメリカが抱える銃問題についてを追求したドキュメンタリー映画。
当時ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットを記録し、アカデミー長編ドキュメンタリー賞やナショナル・ボード・オブ・レビュー 最優秀ドキュメンタリー賞など様々な映画賞を受賞した。
ちょうど小学生のときにハリセンボン春菜の「マイケル・ムーアじゃねーよ!」が流行ってて、テレビでそれを見てゲラゲラ笑ってたら、おじいちゃんに「お前マイケル・ムーアの映画見たことないだろ?見せてやるよ」って言われてこれ見せられた。今思えば普通に人が撃ち殺される映像とか映るからおじいちゃん何見せてんねんって思う。
「なぜ彼らが学校を襲撃したのか」の本当の理由は定かではないため、あえて国の政治や社会、歴史、文化などの広い視点で考察していくのがすごく興味深い。正解がない以上、憶測で変に追求してもおかしいからね。
マイケル・ムーア節全開のアポ無し突撃取材の魅力もたっぷりだし、本当に素晴らしいドキュメンタリー映画だと思う。