るい

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!のるいのレビュー・感想・評価

4.0
寅年だけに寅さん。
20作目
今回の夢、冒頭から吹いた🤣寅さん以外みんなインチキくせぇ〜
いつもの悪役に徹する旅芸人一座の皆さまも召使いに(笑)
まさかのオープニングで置き引きにあう寅さん。そして河原で演奏してたバンドの邪魔をする。
とらやでは早々に下宿人がいて、それが中村雅俊さん。不況の煽りで押し売りが増えてるからの寅さんフラグ、いつもの展開、押し売りと勘違いした中村雅俊さんに通報される始末あんな狭い通りにパトカー出動からの大騒ぎ。その夜ブチ切れた寅さんは拗ねて出て行くと、ウダウダがあって、出てったのはワットくん(雅俊さん)のほう、やっぱりかっこいいな。
パチンコにアパマン情報誌、時代だなぁ。
さらにパチンコを打つ寅さんの珍しいカット。そこでワットくんと意気投合。
満男と源公が猿回しごっこ、ひでぇ。
可愛い子がいる店で飯食ってきますとふてくされた寅さんはふらふらっと定食屋へ、大竹しのぶさん登場、またワットくんと出くわす。あからさまに幸子(しのぶさん)に惚れてることを寅さんに見透かされる。
久々に若いもん同士の恋愛キター😍やっぱりいいものですね。またバックにかかってる音楽もなんか哀愁感漂ってていいんだよな。
満男が懐かしい歌を口ずさんでたな、この当時伊東四朗さんや小松の親分さん、キャンディーズなんかが出てた、みごろ、たべごろ、笑いごろのデンセンマン音頭ですか。
そんな時、幸子がとらやに買い物に来る。
ぎこちないワットくんとの会話、恋に不器用な感じがなんかいいな、これから世話がやけるぞあの2人にはと呟く寅さん、恋のキューピットになる気まんまん(笑)
その夜、幸子とのデートにこぎつけたワットくんにデートプランから恋のレクチャーをベラベラ喋る寅さん、めちゃくちゃ楽しそう。
幸子のバックボーンがやたら悲しいんだよなワットくんの不器用ながらもさりげない優しさがまたいいんだよな。本当は好きだって言いたいのに帰りの電車賃無くなっちゃった、貸してくれよに、あぁ〜、でも観てるこっちが応援したくなるなぁ。
その夜、辛気臭い反省会、寅さんガッカリ。
さらに追い討ちをかけるかの如く幸子の母が胃潰瘍で入院って慌しいタイミングで結婚してくれって言い出す始末、勝手に追い詰められたワットくんはまさかのガス自殺未遂を起こしかけた上アホをやって爆発💥💥💥💥
え!って意外な展開にびっくり、とらやの2階が崩壊するという、なんとも消化不良な前半、
寅さんは失恋したワットくんを追って故郷の長崎は平戸へ、寅さん、そこでワットくんのお姉さんに一目惚れ。
とらやでは幸子が訪ねてきてさらに今更の如く後悔、今回ほど恋が難しいとはね、益々今後に気になるっつうのに寅さんは何やってんだか🤣
失恋してなかったと走ってくるワットくん。
次の日東京に行くと、お姉さんと留守番してろと勝手な、だが寅さん楽しそう(笑)妄想に花が咲く(笑)と思ったらお姉さんも東京に行くから寅さん留守番してろと、もう最悪😠
寅さんもそれをまんざらも無く引き受ける。
こうしてワットくんとさっちゃんの恋はめでたしめでたし。あとは、寅さんの今回のおまけみたいな恋の行方は‥‥
神父さんにおそらくあとを任せて、東京に追ってくる。
しかし寅さんの恋心に気づいてなかったお姉さん、そのことで姉弟プチ喧嘩。
寅さんしんみり失恋、今回おまけ程度の恋だと思ったのにやっぱり寂しいな。
今作は意外が多い回でしたね。
エンディングが正月なのもタイミング良いですな。さらに前作に引き続き旅芸人一座も登場。寅さん楽しそうで良かった
るい

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