佐倉しもうさ

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!の佐倉しもうさのレビュー・感想・評価

3.7
ちゃんと作中でも月日がすぎていて、一作目からずっと同じ世界でやってるってのがよく分かる二十作目だった。純情詩集(第十八作)でさくらから叱られて懲りたか、二十歳の娘はすっかり恋愛対象外になったらしい寅さん。幸子に対して年上の女性として接するさくらと合わせて、とらやの面々が歳を重ねているのを実感できてしみじみ。それが一番よく分かるのは満男。よく喋るようになった。あと何作かしたら役者さん変わっちゃうらしいけど。
あと大竹しのぶめちゃくちゃかわいい。マドンナ(じゃないけど)だと今のところいちばんかも。
あの一座出すぎで笑う。三回に一回のペース?

というか、69年から八年間で二十作……? おかしいだろ。
佐倉しもうさ

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