バージンを宇宙人に奪われたと主張する男性（デビッド）のドキュメンタリー。Blu-rayにて。狂人だろうと小馬鹿にして観始めたが、鑑賞後には感動で胸がひたひたに。というのもデビッドは自らの経験に対し全身全霊をかけて向き合っていて、それが仮に嘘だとしても、真実味を感じさせたためだ。彼は宇宙人との性交渉を打ち明けたことで妻と離婚している。そのような痛手を負ってなお、デビッドは荒々しくバージンを奪われた恐怖、麻痺した身体の上に跨ってくる巨大宇宙人へのトラウマに対する治療として、再度に渡って宇宙人の絵を描き続けるのだ（劇中でそのような心理メカニズムを大学教授が解説！）。相当な衝撃がなければできないだろう。
彼は宇宙人との間に子どもを身籠るものの、赤子は瀕死になり、デビッドは責任を感じて泣き続ける。部屋いっぱいに宇宙人の赤子がいる絵画がヤバかった。そういうdetailが興味深い。連行されて鼻の中によくわからない棒を突っ込まれるとか、3人の宇宙人の手によってガラス製のボウルに射精させられるとか。デビッドが易してるのも良いな〜
ぷのお気に入りの絵→ https://images.app.goo.gl/61LmE5nRkGAZduAeA

デビッドの隣人や職場の人が彼を肯定的に捉えており、その話を信じると言っていて感動した。四方山だが、ぷの身近にもUFO目撃者がいて（真夜中にもかかわらず朝日のような発光を伴っていたらしい）、デビッド画の輝くUFOを見つつ、こんな感じだったのだろうかと思った。ぷの場合UFOは分からないが、神秘体験は信じている。しかし神秘体験は取り立てて特別なことではなく、縋るべきではない。個別事象についてはあまり述べたくないが、共有できるものとしては森岡正博の『完全版 宗教なき時代を生きるために―オウム事件と「生きる意味」』をオススメする。こういうスゴい本に出会えることってあんま無いんだよなー。なんて調べたら出てくるのか教えてほしい

• #ぷかしりまる殿堂入り

エンカウントして宇宙人とセックスしてしまい、童貞を捨て、その全てを絵画として残す男のドキュメンタリー。

前提として経験至上主義を根底に話をすすめるから、特大の嘘で特大の自慢をされてる感じがしてイライラしてくる
でも意味不明な方向に向けられた情熱と、愛？にはなんか羨ましさを感じる

あとこの人騎乗位好きすぎだろ