ポケ文太郎

誘拐のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

誘拐(1956年製作の映画)
4.0
1956年製作犯罪ドラマ
若くてカッコいいレスリー・ニールセンが出演
本作では記者役です

裕福な家庭の御子息が誘拐された!
要求された身代金は50万ドル
身代金を支払っても息子が無事戻ってくる保証は無い
父親の決断は…

1954年に米国で放送されたドラマのエピソードを基につくられたそうです
当時社会問題にもなっていた身代金目的の誘拐
本作は単に息子を誘拐された家族の話、というだけでなく、その先の問題にまで踏み込んだ、いろいろ考えさせられる作品になってます

映画としても話の大半が屋敷の中のみで進行して被害者家族と同じ緊張や不安を感じられる良質サスペンスでした!

1996年ロン・ハワード監督、メル・ギブソン主演で『身代金』としてリメイクされていますが、こちらは長尺の割に中身の薄い単なるクライム・サスペンスになってます
ポケ文太郎

ポケ文太郎