ポケ文太郎

危険な戯れのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

危険な戯れ(1975年製作の映画)
4.0
1975年 フランス🇫🇷

なんかよく分からないけど観るとハマるアラン・ロブ=グリエ監督の作品
過去に2本、『エデン、その後』と『快楽の斬新的横滑り』を見たことがあるのですが、どちらもアート系なのか実験的なのか…
よく分からなかったけど何故か最後まで釘付けになった覚えがあります

本作は上記2作とは違いストーリーが分かりやすい!でも内容はヘンテコです

とある富豪のもとに「娘を誘拐した」という電話がかかってきて身代金を要求されます
でも娘は無事、普通に帰宅してきました
どうやら違う女性を誘拐したよう?
巷では若い女性を狙った誘拐事件が多発していたので、心配した父親は娘を”ある館”に預け隠すのですが…

なんかサスペンスっぽい話ですが、誘拐の仕方がゆるくて(笑)
コメディ映画でした

登場する女性たちは直ぐに全裸にされちゃいます
皆さま、すごくお奇麗、スレンダーボディでお肌ツルツル
あまりにも普通に全裸になっちゃうので、段々見ていていやらしさを感じなくなってきます

娘を預けた館は、実はヤバいところで、そこで起きていることは…
この辺は監督の趣味なのか?ワンコが出てきてドッキリ(笑)

主演は『快楽の~』に引き続きアニセー・アルヴィナ
子どものころに観た『フレンズ/ポールとミシェル』のミシェルなんですよね~
ソフィー・マルソーもそうだったけど、この頃のフランスの女優さんって大人になると直ぐ脱いじゃうイメージ💦

富豪の父親役は『ニュー・シネマ・パラダイス』のフィリップ・ノワレ
娘かわいさとは言え、怪しい館に閉じ込めてそして娘の裸体を撫でまわす姿はヤバいです

エマニュエル夫人ことシルヴィア・クリステルも登場します
そしてもちろん脱ぎます

ラストのゆるいカーチェイスとか楽しかった!

ロブ=グリエ監督、好きになりそうです
ポケ文太郎

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