闘鶏の前座でバンド演奏の時間が幸せ。観客の顔がインサートされていくのも好みだった。エキストラも役者も映る人が平等で泣けてきた

夜、好きな女性の元に音楽隊と駆けつけて演奏しキスするくだりも、やっぱりいくらフィクションでも、その時代の人々の生活が垣間見えるとジーンとする
(18世紀にメキシコの文化の一つとして始まったとされていて、1940年代から50年代にかけてメキシコ映画の有名な俳優たちがセレナータを歌い、愛を伝えたことをきっかけに一般的に定着したそう)

地元のバーで掛け合いで歌って、恋人が牧場主と一夜過ごしかけたことを知るの、意地悪だなと思った
シンプルに男がバーに入ってきたところで伝える、みたいにしがちだけど遊び心があった

共産主義だから？結婚してなかったのか

物語に性加害が出てくるが、女性の処女と規範が守られた点で全て解決ということになっている。