ヴぇる

シックス・センスのヴぇるのレビュー・感想・評価

シックス・センス(1999年製作の映画)
3.0
サスペンスミステリーという扱いなのだろうか?
謎らしい謎はなく、子供がSPIを使える様な印象を持っていたことが原因なだけで、この物語の何を解明したいのか、どう展開していくのかが全く見えず掴み所のない作品というイメージが中盤まで付きまとう。

ブルース・ウィリスはサターン賞を獲得しているが、新境地の開拓とまでは行かずどうも役を演じさせられているという感想で、ハマり役とは言えない。
オスメントはまずまずだろう。この時代を象徴する子役だが、可もなく不可もなくという感じだ。

グロ表現や恐怖感等の演出は音楽とカメラワークの古典的な物であり特に真新しいものでも無い。
ラストも特に胸を打つ話でもなく衝撃のラストと言う程ではなく、つまらないとは行かない迄も決して面白いとは言えない内容だった。

ハイライトは車内での親子の会話シーンだろう。このワンシーンだけ切り取れれば美しいモーメントとして記憶できる。
が全体的には個人的には合わなかった。
何故高評価なのか、この映画最大の謎だ。
ヴぇる

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