またこんな映画に高評価つけてしまった...と思いながらレビュー書いてます。レスリー・ニールセン主演の底抜けにお馬鹿なコメディ3作目。1と2よりさらに笑いがグレードアップ、してるのかな?多分してる。特に終盤の畳み掛けにやられた。あるいはこの作品のお馬鹿さ具合に麻薬みたいにズブズブ浸かってしまって、もはや笑わざるを得なくなってるのかも笑。とにかく最高。今回もお腹抱えて笑わせてもらいました。
今作はデパルマ監督の「アンタッチャブル」へのオマージュから幕開け。シカゴ駅の時計の下で乳母車を押しながらマフィアと撃ち合うあのシーンですね。前作2は「カサブランカ」へのオマージュが中盤に挟まってましたが、今回はまさかの冒頭から。3から見た人は「え、なんの映画?」ってなると思う笑。しかも実は主人公の夢というなんやそれ的な出オチ。馬鹿らしくて最高でした。それから「テルマ&ルイーズ」に「ショーシャンクの空に」と、オマージュがそこかしこに。
終わってみて気づいたけど、今作のフランク、銃を一発も発砲してない気がする。逃げる犯罪者にマグナムをぶち込みたくて警官になったって言ってたのに笑。
あと3度目くらいの視聴で気づいたのですが、エンドロールのクレジット欄に「残念ながらカットされた人物 マーロン・ブランド」と書いてあって爆笑した。最後の最後まで抜かりはない笑。大好き。