Xで本作に関する投稿を見かけ、懐かしくなって何十年ぶりかに鑑賞。デニーロ若い!
デニーロ扮するバウンティー・ハンターが、 マフィアのボスの金を横領して福祉に配った会計士の身柄を拘束し、ロスまで連行することに。FBIやマフィアの追跡をあの手この手でくぐり抜け、タイムリミットまでにたどり着けるのか? という誰も死なないコメディ・アクション。
粗暴なデニーロと饒舌なクローディン。とにかく主演二人のやり取りが楽しい。デニーロは後年コメディ映画にも色々出演しますが、その嚆矢は本作あたりから。それまではゴッドファーザー始め、演技一筋の重量級の役者のイメージだったから、脱皮を図ったのかもしれません。
2人を追う追手は必ず出し抜かれるコメディ展開なので、安心して見ていられます。飛行機〜列車〜バス〜車と次々に逃走手段が変わってテンポがよい。このライトな味わいはどこかで見たなあと思ったら、監督の前作は「ビバリーヒルズ・コップ」でした。なるほど〜。2人のバディ感は「48時間」あたりからの拝借ですかね。
気軽に見れて、見てる間は楽しくて、見終わって何も残らない(←そこがいい)、「あー面白かった!」で終われる80年代の映画って感じ。
蛇足。本作は1988年の制作ですが、まだ飛行機やバスの中でガンガンにタバコ吸ってました。全面禁煙になるのって90年代からだったんですね。自分も昔は喫煙者でしたが、ちょっと意外でした。